呼吸をゆっくりする事で自己コントロールの向上やストレス緩和に役立ちます

2016年11月11日公開 / 2019年3月11日更新

テーマ：健康な日常を送るために

コラムカテゴリ：メンタル・カウンセリング

今日は呼吸法の話をしたいと思います。
この呼吸法は、前頭皮質を活性化し、脳と体をストレス状態から自制心を発揮できる状態に切り替えるのに役立ちます。これは意志力を高める方法にもなるそうです。

【呼吸法】
1分間に4回～6回までに呼吸のペースを抑えます。
・息を吐くのを遅くする方が楽なので、ゆっくり息を吐き切ることに集中しましょう。
・吐き切ったらたっぷりと息を吸いましょう。
　　　　　（10秒から15秒が目安です）
無理に最初から4回まで減らそうとしなくても大丈夫です（12回以下なら心拍数は変化します）

この練習を定期的に行うと、ストレスに強くなり、意志力の保有量も増えることが分かっています。ある研究では、過去に心的外傷ストレスや薬物乱用の患者だった人たちが、ゆっくりと呼吸をする練習を毎日20分行ったところ、心拍数が変化し、欲求や憂うつが緩和されたそうです。

このような呼吸法は、ストレスの多い職業の方を対象に、自己コントロールの向上、ストレス緩和を目的に実施している所もあるそうです。1～2分でいいので我慢が試される時などに試してみてください。

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