「もっと優しくしなきゃ」と自分を責めるお母さんへ|子供を信じられるようになるまで
「どうして私は、いつも同じことで苦しくなるんだろう」
「頭では分かっているのに、変えられない」
もし今、そんなふうに感じているとしたら「ここまで一人でよくがんばってきた」と、自分で自分を褒めてください。
埼玉・川口駅前で心理カウンセラーをしている、飯塚和美です。
今日は、私がカウンセリングだけでなく「わが家の子育てマニュアル実践講座」と「カウンセラー養成講座」にも力を入れている理由をお話しさせてください。
あの頃の私が、いちばん欲しかったもの
私のカウンセリングルームのホームページには「暗いトンネルを抜けて、大空を見てほしい」という言葉があります。子どもの不登校で苦しんでいた頃の、私自身の気持ちから生まれた言葉です。
あの頃の私に必要だったのは「がんばれ」という励ましではありませんでした。自分の心のしくみを知ることでした。
心理学を学んで、自分の心の中を一つひとつ見ていくうちに、少しずつ景色が変わっていきました。「性格だから仕方がない」と思っていたことが、実は過去の経験の中で身についた「心の癖」だと気づいたのです。
気づくと、違う選択ができるようになります。私はそれを、知識からではなく、自分の人生から教えてもらいました。
コロナ禍で感じたこと
カウンセラーとして働く中で、大きく考えが変わったのが、コロナ禍でした。
対面のカウンセリングは少し減りましたが、オンラインでのご相談が途切れず、毎日たくさんの方のお話をうかがいました。そのとき「心の支えを必要としている人は、こんなにいるんだ」と、強く感じたのです。
同時に、私一人が受け止められる人の数には、限りがあることも痛いほど分かりました。
そんな中、私自身が体調を崩してしまいました。そのとき思ったのです。
人の心に寄り添う仕事は、誰にでも簡単にできるものではない。人を傷つけない、確かな力を持ったカウンセラーが、もっと増えてほしい、と。
カウンセラーを育てたい
カウンセラーに必要なのは、心理学の知識だけではありません。
「今、この方に何が起きているのだろう」
「この言葉の奥には、どんな気持ちがあるのだろう」
「どう関われば、その人が自分の答えに気づけるのだろう」
こうしたことを、目の前の人に合わせて考える力が必要です。
私は13年間、現場でたくさんのご相談に関わってきました。教科書には書かれていない「実際の場面では、どう考えて、どう関わるのか」を、具体的にお伝えできます。
私が現場で学んできたことを、次のカウンセラーたちに渡していきたい。それが「カウンセラー養成講座」を開いている理由です。
子育てを学ぶことは、未来の子どもを守ること
「わが家の子育てマニュアル実践講座」には、また別の思いがあります。
カウンセラーの勉強を通して、心のしくみがわかると「子育て中にこの知識があれば」と思う事が増えました。
人の顔色ばかり気にして苦しむ大人の多くは、子どもの頃に「自分は自分でいい」と思える心の土台を、十分に育てる機会がなかったのかもしれません。
それなら、子どものうちから、その土台を育ててあげたい。そのためには、いちばん身近にいる親が、心のしくみを知ることが大きな力になります。
でも、完璧な親になる必要はありません。私自身が、完璧とはほど遠い母親でした。大切なのは、子どもを信じて見守ること。そして、親自身が自分を追い詰めすぎないことです。
親が楽になると、子どもも楽になります。子どもの心を育てられる親が増えれば、これから大人になる子どもたちの未来も、少し明るくなると私は信じています。
そして、心を病む人が少しでも少なくなることが、私の願いです。
もしあなたが今、苦しさの中にいるなら

今は、出口のことなど考えられないかもしれません。それでも大丈夫です。そんな時期が、私にもありました。
そして、あなたが今感じている痛みは、いつか誰かの痛みに寄り添うときの力になるかもしれません。
でも、それは今すぐ思えなくていいのです。まずは、ご自分の心を大切にしてあげてください。
もし「いつか私も、誰かの力になりたい」と思える日が来たら、そのときは、ぜひ一緒に学びましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。


