秀光ビルドの家に調査に入りました
一番多い失敗は思い違いと云い忘れ
他の工業製品と異なり、住宅建築は一回限りのぶっつけ本番の勝負です。自動車や他の工業製品は試作品を作り様々な角度から検証し、製品として世に送り出されますが、注文住宅の場合はそれが出来ません。大きなマンションであればモデルルームを作る事も可能ですが、戸建てとなると建築士や工務店さんに任せるしかありません。
任せるに当たり、様々な注文を出す事になるのですが、ここで最も多い失敗が「言った」「聞いてない」のやり取りです。言ったのに忘れられている。言ったつもりになっていたが記録が残っていない。等々でやり直し工事や追加工事と云った予定外の出費になってみたり、こじれた場合には紛争になったりもします。
これも試作品を作れない難しさなのですが、それで片付けてしまうほど安い買い物でもありません。その為に昔から議事録を残す事を常々の習慣とする様教えられて来ました。しかし、様々な情報伝達手段が存在する現在、何を用いて記録とするかが問題となっています。
LINEグループを活用する
最近私は、建築工事の関係者たちでLINEグループを作り情報の管理をしています。文章は勿論写真や資料も添付出来ますので、情報の共有にはもってこいの方法かと思っています。勿論建築主様にも参加して頂き、日々の進捗や問題点・変更点等々をリアルタイムで確認して頂いています。
まだ活用した事はないですが、LINE動画を用いて現場の様子を関係者に周知してもらうとかもやってみたいと考えています。その事により少しでも思い違いや意思疎通が図れれば良いのではと考えています。