基礎工事床付

福味健治

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テーマ:住宅建築工事実況中継(只今工事中!!)

建物と地面の高さを決定する作業

敷地の高さと基礎や一階の床の高さを決める重要な作業です。これにより道路からのアプローチの段数や、掃き出し窓から庭に出る高さが決まります。
設計図書では、設計GL(グランド、ライン)と云うものが設定され、設計GLより床の高さを決定しています。
その設計GLを実際のGL(実際の地面の高さ)とどう結びつけるのか、監理者の技量が問われる決断です。
設計GLは直線ですが、実際のGLは高低差があったり、でこぼこが発生しています。その実際の地面の高さをどこに設定するのがが重要なのです。
法的に斜線規制等があり、有無を言わさず決まってしまう場合もありますが、そうでない場合は、玄関と摺りつく道路面の高さを勘案しながら、周辺の地面の高さをにらみながら決定します。

ベンチマーク

その際、実際の地面の高さを想定するのに用いるのがベンチマーク(BM)です。ベンチマークは通常動かないもの(道路中央のマンホールの蓋の中心とか)をベンチマークとして高さの基準とします。BMより150mm高くなった位置を設計GLにすると言う具合です。

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福味健治(一級建築士)

岡田一級建築士事務所

どうして良いか判らない貴方の為に、私はここにいます。まずは、お友達になりましょう。そして悩みや夢を語り合いましょう。理想の家造りはそこから始まります。私は友達を裏切りません。無料相談大歓迎。コラム必見

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