不動産の購入時期

【気を見るに敏な人が得をする】
不動産はいつ頃購入するのが良いのでしょうか。最も良いタイミングは不景気から脱出しこれから景気が良くなりそうだと云う機運が高まった時期に手を打つと云うのがベストです。給料が上がらずとも不動産は上昇します。悪いタイミングはその逆で景気の後退期に不動産を買う事です。バブル崩壊前夜に不動産を購入した人は二束三文の不動産の為に大きな借金を背負い込む結果となりました。では今はどう云う時期なのでしょうか。
【方程式が成立しない混沌な世相】
日本も右肩上がりの成長期が終わって３０年近くになります。高度成長を牽引した団塊の世代が高齢化し、一般の消費活動は鈍化して終活関連の事業だけが活況を呈している状況です。労働力人口が減少している状況下ではこれからも大きな景気の回復は見られないでしょう。爆買いで一部の観光地が潤っている様に、外国から労働力人口を確保する為に移民政策を開始すれば劇的に景気は改善するでしょうが、それはそれで様々な弊害を孕みますから一朝一夕には進まないでしょう。
【実は今が買い時】
放置空き家が年々増えており社会問題化しています。空き家が増えるとインフラ設備が老朽化しても改善する事も出来ません。今後空き家を活性化させる方策が次々に打たれる事が予想されます。空き家・空き地にはより重い税金が課せられるとかは容易に想像できる手段です。今後相続した親の不動産等持っていても仕方のない不動産が投げ売り状態で市場に出てくる可能性が十分にあります。景気が良くなる前兆でもあれば不動産業者が買占めに走りますが、行先が不透明だと不動産業者の先物買いにもブレーキがかかり、信じられない様な価格の不動産が市場に出回る可能性があります。今後不動産を購入したいと考えている方は、実は今が千載一遇のチャンスなのです。不動産広告やインターネットの不動産情報に注目しましょう。不動産は買えると思った時が買い時で、躊躇すると誰かが先に手を付けます。
普通の人は他人に先を越される経験を二度三度繰り返さないと買えないと云うのが不動産です。良い物件を購入する為にも早いうちに行動しましょう。