住まい再好築【中古住宅を改修する3】

福味健治

福味健治

テーマ:【賢い家造り】

奈良の王寺近郊にあるバブル期に造成された振興住宅街の一角に立地しています。価格は1030万円。
築34年で一度もリフォームされていません。ですので建物の不動産価値はゼロです。ここも土地値で販売されていますので、新築すると販売価格1030万円+解体費200万円+新築工事費2500万円で3730万円とかなり高額な物件になってしまいます。


間取りは30年前としても、古い形態を留めており、一階に使いにくい和室が鎮座し、台所が薄暗い北に追いやられています。二階にも今ではトイレも欲しいところです。
構造的には傷んでいる部分もなく、割としっかりしているのですが、接合金物等が華奢で耐震改修の必要があります。木造在来住宅の利点は、間取りの改修を他の構造に比べ容易に行えるところです。この家は和室の見晴しが素晴らしく是非ともリビングの一部に取り込みたいのですが、玄関が部屋を左右に分断して実際に一日を過ごすスペースは限られています。
そこでこの家を【再好築】します。


玄関を風除室として独立させ、ホールをリビングに取り込みます。また、和室もホール側の壁を撤去して一階全体を大きなワンルームにします。また階段を上で少し曲げてやるだけで二階にもトイレを設ける事が可能です。

概算ですが、改修費用も1200万円程度で2230万円でマイホームを手に入れる事ができます。

住まい再好築とはhttp://mbp-japan.com/osaka/oado/column/27871/

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福味健治
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福味健治(一級建築士)

岡田一級建築士事務所

どうして良いか判らない貴方の為に、私はここにいます。まずは、お友達になりましょう。そして悩みや夢を語り合いましょう。理想の家造りはそこから始まります。私は友達を裏切りません。無料相談大歓迎。コラム必見

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