秀光ビルドが工事の「見える化」を宣言しました
外装材に続き内装材にも選定する基準があります。何を主眼に置くのかはそれぞれの家族構成や、敷地条件により異なります。
●防汚性能
汚し屋さんのいる家では、この性能は必須です。塗材はその多孔質な特性から汚れが付着し易くお勧め出来ません。汚れを簡単に落とすには、ビニルクロスやキッチンパネルの様な合板類が適しています。
自然素材で汚れにくい材料を探すなら無垢の板材が両者の中間的存在です。
●吸放湿性能
部屋の湿度を自動的に調整してくれる機能で、快適な家を目指すには欠かせない性能です。汚れに強いビニルクロスやパネル類は、この性能に乏しく、漆喰・珪藻土・シリカと云った多孔質な壁材は吸放湿性に富んでいます。
●耐衝撃性能
あて傷や擦り傷も内装材にはつきものです。猫の引っ掻き傷も内装を傷めます。これらに抵抗し得る素材としてはキッチンパネル以外にありません。ペット共生や汚し屋さんのいる家では、有力な素材候補です。
●コスト性能
汚れたり、傷が酷ければ内装をやり変えてしまう方法もあります。そんなときコストを如何に安価に出来るのかと云う事が問題になります。ビニルクロスやペイントは非常に安価で張替え・塗り替えに抵抗がありません。塗材はビニルクロスに比較すれば倍ほどの費用になります。