地域型住宅ブランド化事業の状況

福味健治

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テーマ:【早耳情報!】

今年から、始まりました「地域型住宅ブランド化事業」ですが、去年の「木の家整備促進事業」と異なり、国交省より採択を受けたグループしか、助成金の申請が出来なくなったため、情報量が圧倒的に減っています。日本全体で360程度のグループ数しか採択されておりませんので、情報量が減るのも当然です。

JHLも国交省から採択を受けておりますので、助成金の交付申請を進めております。情報が少なくなっている現状で、知り得る限りの情報をお伝えします。
9月26日から10月5日までの間、第一回助成金交付申請の受付がありました。受付が始まる前に情報提供があれば申し込んだのに・・・と思われる方もおられるでしょうが、早計です。

申請には、添付書類として、建築確認済み書・長期優良住宅認定書・工事請負契約書・請負業者の建設業登録書・請負業者の謄本が必要です。謄本・建設業登録は一日で手配出来ますが、確認済み書・長期優良住宅認定書・工事請負契約書はすぐには手配できません。
建築確認済み書は、間取りが決まり基本設計が出来てからでないと申請出来ません。プラン作成から始めますと、最短でも申請ご一ヶ月は必要です。
長期優良住宅認定申請は、建築確認済み書が発行されて、長期優良住宅適合申請を済まさないと認定申請が行えません。これも申請書作成に約二週間、申請に約三週間必要です。
工事請負契約書は実施設計が完了して工務店さんに見積り書を作成してもらい、値交渉を行って契約まで終わらないと作成出来ません。実施設計に約一ヶ月、見積りに二週間、契約まで二週間程度かかります。

それぞれの作業はある程度ラップは可能ですが、それでもプラン作成から始めますと、全体として3ヶ月程度は掛かってしまいます。採択されたのが8月6日ですので、第一回助成金申請に間に合わせようと思えば、それに先立つ6月頃より初めていなければ間に合わなかった事になります。
JHLでは今回、二件の助成金交付申請を行いましたが、いづれも6月頃より具体的に動いていたプロジェクトでした。

助成金交付申請第二回目の受付は平成25年1月4日から1月31日までです。今から話しを具体化させないと、第一回目同様間に合わなくなります。

JHLでは、「地域型住宅ブランド化事業」のご相談も行っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。

【JHLとは?】
http://mbp-japan.com/osaka/oado/service2/

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福味健治
専門家

福味健治(一級建築士)

岡田一級建築士事務所

どうして良いか判らない貴方の為に、私はここにいます。まずは、お友達になりましょう。そして悩みや夢を語り合いましょう。理想の家造りはそこから始まります。私は友達を裏切りません。無料相談大歓迎。コラム必見

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