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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

下駄箱一つで家族の靴が全部入りますか?

2012年4月21日 公開 / 2014年5月23日更新

テーマ:【賢い家造り】

コラムカテゴリ:住宅・建物


家に上がる時、間違いなく通るのが玄関です。そこで人は靴を脱ぎ家の中へ入ります。日本の家庭は殆どがその様になっています。
クライアントが寄せてくる、希望間取りにも玄関があり、当然の様に下駄箱が描いてあります。注意書きで、「出来るだけ沢山収納できるもの」とか「天井まで収納」とか書いてあります。
間取りは、全体とのバランスが大事ですので、一概には言えないのですが、余裕があればシューズクロークを検討されるべきです。家族が4人以上になると、もう下駄箱では対応出来ません。大昔の様に靴は普段履くものと、余所行き用の二足だけであれば、下駄箱でも充分ですが、現代の様に着る服によって、靴も履き替える時代になりますと、靴が玄関土間に溢れかえります。とても下駄箱一つに納まり切れません。玄関土間を小さくしてもシューズクロークを設けた方がスッキリと靴を収納出来ます。

シューズクロークには、靴以外のモノも収納出来ます。例えばゴルフバッグ。外で使用するけど家の中に収納したいものは沢山あります。冬場のコート類も同様です。
それら全てを、シューズクロークにまとめれば玄関がスッキリとします。

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