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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

下駄箱は機能しているか?

2012年3月11日

テーマ:【賢い家造り】

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 畳 掃除畳 張り替え

私が最近設計する家は下駄箱を設けません。
シューズクロークを設けます。4人以上の家族であれば、下駄箱が幾ら大きくても靴は下駄箱からはみ出してしまいます。その結果階段下の物入れは靴箱で占領されてしまいます。
大昔は、普段履く靴とよそ行きの靴の二種類位しかありませんでしたが、今は着る服に合わせて靴を変えます。服の数だけ靴もあります。それらを効率的に収納しようと考えれば、シューズクロークがどうしても必要となります。

また、ゴルフバッグの様に外で使用するけど、室内で保管したいものも結構あります。それらを納戸代わりにシューズクロークを使用します。
また、冬季でしたら、コート類の保管もシューズクロークで行えば、部屋の中が随分と整理されます。シューズクロークの最低限の大きさですが、家族一人当たり畳半畳分が目安です。4人家族で一坪程度の大きさが必要になります。下駄箱を必要としない分、玄関が広く見えます。

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福味健治(岡田一級建築士事務所)

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