ローコストなエコの家の7年後
家造りのパートナー探しはある意味結婚と似ています。相性があるのです。良い方を知らないかとの相談を数多く受けますが、経験的に云いますと、パートナーをお見合いで探すより、自分から進んでパートナー探しする事をお勧めしています。
他の人が「ここは良い」と勧めても、恋愛と同じで相性がありますので、推薦者には相性が合うパートナーでも貴方にとって相性の良いパートナーとは限らないのです。
地場にこだわるかどうかですが、私は、日常的に遠方の住宅の設計を行っています。地元の設計事務所・工務店で気に入ったパートナーが見つかればそれに越した事はありませんが、こと設計事務所に関しては現場との距離のハンデが無くなっています。
現場の監理と云う点に於いて、やはり近い方が便利なのは事実ですが、そのハンデをインターネットが補ってくれます。建築主さんや工務店さんのご協力してもらって、写メやスカイプを駆使してリアルタイムで現場確認しています。移動圏内にある現場より監理費・諸経費が安くなるのもメリットかと思います。
工務店さんは、やはり日頃のメンテナンス等を考えると地場の工務店さんに限られてしまいます。ホームページから、これはと思う工務店に、問い合わせメールを出されて反応を見るのも方法です。その際、あまりレスポンスの無い業者や、頻繁に営業攻勢に出る業者は控えられた方が良いでしょう。レスポンスの無い業者はネット環境に疎く、遠方の建築主との付き合いが出来ない可能性があります。また経験的な話しになってしまいますが、営業攻勢の激しい工務店さんに良い印象を持っていません。堅実に仕事をしておられる工務店さんは、何もしなくても依頼が舞い込みますので、頻繁な営業活動はされません。