ローコストなエコの家の7年後
見積り書をもらったが安いのか高いのか判らない。合い見積もりを取っても、値段がバラバラで比べようが無い。家造りを思い立ってあれこれ勉強していると必ずぶつかる問題です。
建築の値段は材料代と工賃で成り立っています。材料代には定価のある製品もありますし、相場もありますから概ねの高い安いは判断出来ますが、職人さんの工賃は工務店さんと、職人さんの力関係によって決まります。
例えば、漆喰塗りの壁と、漆喰壁に杉板の腰壁を貼った壁を比較しますと、通常は腰板を貼った壁の方が高くなりますが、大工さんの力が強ければ(高いと云う事は一般的に良い仕事をすることでもあります)左官屋さんで壁を仕上げた方が安くなる場合もあります。
職人さんの技量と、その時々の景気によって、工賃は変化しますので、素人目には同じ壁でも、それを造る値段は常に変化しているのです。
また、杉でも節の無い色目を合わせたものを選りすぐって貼るとかの材料に対して何等かの条件がつけば、価格が逆転する事もあるでしょう。
漆喰も同様です。簡易的にプラスターボードの上に塗るのではなく、石膏プラスターや土塗り壁を下地とするのであれば、これもまた驚く様な値段になるでしょう。
それでも、概算でも新築の値段が判らなければ、資金計画も立てられません。
下記URLで素人の方にも簡単に仕上げ表を作成できる様にエクセルシートを作成しました。
http://www.jin.ne.jp/oado/library.html
仕上げ表が出来れば凡その建物のグレードが判断出来ます。
作成された仕上げ表を送って頂ければ、一般工務店の価格帯をお教えすることが出来ます。
一度お気軽にご利用下さい。