ローコストなエコの家の7年後
建築工事が始まると、お施主さんも現場に行く機会が増えます。現場に行って何を見れば良いのでしょう。建物が間違いなく仕上がっているかチェックする事も大切ですが、専門的なところは専門家に任された方が良いかと思います。
専門家が気付かないところが、お施主さんのチェックの対象かと思います。専門家は専門分野しか見ていません。
つまり基礎工事を例に挙げると、
敷地内が整理整頓されているか?
道路が土が汚れていないか?
重機が出入りしますので側溝が壊されていないか?
近所に騒音・トイレ・駐車等で迷惑を掛けていないか?
等々です。
自分が、ご近所の人になったつもりで現場を見てください。どんなことが迷惑になるのか見えてくるはずです。そのご近所と今後、長い間付き合いするのですから、その人達の気持ちを大切にしなければなりません。
専門家はそういったところを見ていません。検査を通す為、鉄筋のピッチや径・継ぎ手長さ・被り厚・開口補強・配筋要領等々見ていくのに手一杯です。
そう云った専門的なところは監理者と検査員がWチェックしますので、その人達が見落としがちな、ご近所の目と云う視点で現場を見てください。