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福味健治

建築主の思いを形にする注文住宅の専門家

福味健治(ふくみけんじ) / 一級建築士

岡田一級建築士事務所

コラム

接客対応のあれこれ

2011年9月26日 公開 / 2011年9月27日更新

テーマ:【カフェテラス】

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 接客 研修

よる年波に勝てず慢性的はドライアイです。目を擦りすぎたのが災いしたか朝起きると左目が真っ赤に・・・・
この歳になって生まれて初めて近くの目医者に行きました。
恐る恐るドアを開けると、患者が一杯順番を待っています。受付へ行くと事務的に「初診ですか?」「紹介は?」「保険書は?」と矢継ぎ早に質問され、マゴマゴしながら受け答えしてますと、そこの空いている椅子に座って待ってくださいと。。。
云われるままに待っていましたが、中々名前を呼んでもらえません。人が沢山いましたのである程度覚悟はしていましたが、全く無視されているような疎外感です。明らかに後から来た人が先に診察室に入って行きます。
多分予約か何か先にしていたのか、処置だけしてもらいに来た人なんだと自分に言い聞かせて、大人しくまっていますと。看護婦さんがつかつかと来て、私の名前を呼びます。
あっやっと順番が来たかと思って立ち上がると、「あっ、はい、もうちょっとそこで待っててください」と・・・
「???」な気持ちでその後まだ待つこと30分。
先生らしい人が忙しそうに出てきて、私の名前を確認して「どうしたの?」「はい、ドライアイで・・」「ありゃりゃ結膜炎になってるわ」「人にうつるからタオル別にしてね、薬出しとくから使用法良く読んでね」「あのドライア・・・」と云うか云わないかのうちに去っていきました。
診察室の出来事ではありません。待合室の出来事です。
私にはプライバシーは無いのだろうか・・・医者には患者の守秘義務はないのでしょうか?
私も商売柄、クライアントのプライバシーに立ち入る事もありますが、守秘義務は過敏なほど気を使いますが、ここの目医者の対応はあんまりです。

その日の昼飯時のこと、通りがかりのラーメン屋さんに立ち寄りました。昼時なので大変混み合っています。店員は若くキビキビを働いています。「お一人様ですか?」「カウンター席なら空いていますが宜しいですか?」これも事務的にマニュアル通り聞いてきます。席に座って水を出されオーダーを聞いてきます。ラーメンの定食を注文すると炒飯とラーメンが別々のお盆にのって出てきました。私はどちらか一方を先に食べてしまう癖があります。炒飯を先に食べて、ラーメンを食べ始めると「お下げしまーす」炒飯のお皿を片付けます。それだけならば良いのですが、お水も一緒に持って行きます。
オイオイ水はまだ飲むぞ追い出す気か??と癇に障り掛けた時、若そうな店長風の人がお水を下げた店員に何か言ってます。数秒も置かないうちに再び店員が私の元に来て「お水に氷入れました」と一言添えて去っていきました。
さりげなさが絶妙で、障り掛けた癇も霧消してしまいました。店員もそうですが、この忙しい最中店員の行動を常に監視しているここの店長はマルです。

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