『良寛さん』 ・・ゆかりの里
さてさて、3章に入ります!青年町長の熱意!
森巌夫氏の著書より・・
町長室の開放のねらいは?
町長の言葉
「正直なところ、前町長に対するアンチテーゼですね。前町長は、ご本人の意思にかかわりなく、いわば
殿様でした。
容姿にも気品がありました。ですから、町長室に入るなんて、一般町民はおろか、職員でさえもすごく緊張し身構えたもんです。
これに対して僕は生まれも育ちも違うんだということを主張したかった。
若いんだから、普通付き合ってもらいたいと思ったわけです。
時代もそれを要求していましたからね。」
反応はどうでした。「千客万来でしたか?」
町長の言葉
「いいえ。宣言倒れの感がありましたね。特別に用事がない町民もフラッとやって来てくれたこともたまにありますが、概していえば、気軽に出入りできる状態にはなりませんでした。」
なぜだったんでしょうか?
「言い訳に聞こえるかもしれませんけど、間もなく僕自身が各集落単位の町政座談会を重要視するようになったのです。
この座談会で町民と町長とが直接対話できるようになりました。あえて町長室に出向いて直訴しなくともよくなったという面もあるでしょうね。
でも、やっぱり町長は遠かったのかな。」
♡ 本日は、誠に現実の町長の熱意の心の一説です。青年町長の試みはすごい!
改めて、著者の'' 人となり ,, 町長の人となりをお届けいたしました。
皆様にお届けできることをリーダーという熱意に驚きとわたくし自身学んでおります。
では、明日もどうぞお楽しみに・・現代にも必要な人との接点ですね!