ストレスから適応障害3
劣等感をバネにした人生
私は子どもの頃から劣等感のカタマリでした。劣等感は 見た目、生活、身体的機能、学力などを他者と比較して生まれることが多いようですが、実は理想の自分と現実のギャップで生まれることもあります。
理想は誰もが持っている欲求。人間である以上、もっと向上したいという欲求が本能的に備わっています。これは健全な感情で、劣等感をバネに前向に進むことができます。
他方、劣等コンプレックスというのは不健全な感情で、劣等感を理由に人生の課題から逃げることです。
劣等コンプレックスは、思い込みやネガティブな概念から湧き出てくる主観的な解釈です。なので捉え方を変えて向き合うことができればなくすことができます。
主観的な解釈とは、1つの出来事に対して次のような捉え方をしていませんか?
・可能性に過ぎないのに勝手に決めつけている
・物事を拡大解釈して大げさに捉えている
・一部分だけフォーカスして大事な側面を見落としている
・1つダメなことを全部ダメだと錯覚している
・私には価値がないといった考え方をしている
冒頭でもお伝えしたように、健全な劣等感は理想の自分と現状を比較して生まれるが、不健全な劣等感は、他者との無意味な競争意識の中から生まれます。
私たちは、それぞれ個性が豊かで様々な生き方ができる特別な存在なのに、不健全な劣等コンプレックス持って無理に特別になろうとすると必ず挫折します。
劣等コンプレックスを受け入れるということは普通を受け入れ、普通でいることに勇気を持つこと。もし、あなたが劣等感を持っているとしたら、それは普通のことです。
終わりに・・・
記事の内容は、あなたの状況・状態・環境などに合わせてアレンジし実践して下さい。アウトプットすることで学びを整理できます。家族や友人、職場の同僚に自分の言葉にしてアウトプットして下さい。
ありがちなことですが、せっかく学んだ知識やスキルを使える場面で使うのを忘れないで下さい。使う度に自分のものになります。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「自他が観る世界観」
同じものでも捉え方しだいで観え方が変わる
【小さな実践】
問題が起こった時、それに対して主観的な解釈をしていないか、事実のみをノートに書き出し確認してみる