思い込みのワナ
緊急事態宣言は解除されましたが、まだ安心できず第2波が心配ですね。
私たちに一番負担になっているのは、ハッキリしない新型コロナウィルスの正体に加え、行動制限や先の経済がどうなるのか。このような不安の中での曖昧さや不確かさがストレスをマックスにしている今日このごろ。
私たちのストレスと言えば、人間関係もそのひとつ。今日はそんな話しをしたいと思います。
ちなみにあなたは自分の話し方のクセをご存知でしょうか?
そう「会話のクセ」の話ですが、クセというのは中々直らないものですね。人前で話している時、ふと我に返ると、同じ言い回しをしている自分に恥ずかしくなることがあります。
それじゃってことで言い回しを変えてみようと意識していると慣れないものだから、咬まないでいいところで咬んだりします。意識すればするほど、長年、使った会話のクセは手強いもの。
以前、お伝えした時に、私たちの会話には「省略」「歪曲」「一般化」が含まれているのでミスコミュニケーションになりやすいとお伝えしました。会話の中には、個々で様々なクセがあります。
そんな中で、共通して思考や行動がネガティブの方向にいく言葉があります。例えば、「事故をしないように」はネガティブな言葉ですが、「安全運転してね」はポジティブな言葉です。
それに脳は「~しないように」という否定語は理解しませんが、言い方をポジティブにすると素直に受け取ってくれます。
また、相手が次のようなネガティブな言葉「私は行動力がないと人から言われます」と言ったとしても「それは慎重だからですね」とリフレーミングで言い換えてあげると、短所だと思っていたことでも長所として受け取ることができます。
少し言い方を変えるだけで思考や行動が変わります。「気が短い」のが短所と思っていても「気が短いから物事にすぐ取り組むことができる」 と言い換えて長所にする。
或いは「忙しくて大変だ」と言うより「充実して楽しい」の方が、同じ状態だったとしても前向きな思考が引き出されるので行動にもブレーキがかかりません。
自分は短所だと思っていても、他者からは長所に観えることは多々あって、これが強みや才能だったりします。
友人や職場の人にフィードバックしてもらい、あなたの「強み」を伸ばして自己重要感をアップさせましょう。
今回の記事によるご質問がありましたら気軽にメッセージ、或いは「オンライン寺子屋コミュ」で相談して下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「認知を変えるだけで結果が変わる理由」
受け取り方の変えるには認知改善トレーニングで
【小さな実践】
あなたが、自分のことを短所と思っていることを書き出し、それをポジティブな言葉で長所に置き換えてみる