思い込みのワナ
「あなたが好きです」と言われたらどんな気持ちになるでしょう。私は、女性から言われると悪い気はしませんが、男性から言われると???となるかもしれませんね(笑)
どちらにしても相手が言ってくれた「好き」に根拠があれば、少なくとも「返報性の原理」で好意で返したくなります。よく「好き」という回数と信頼度は比例すると言う人もいます。
※返報性 (へんぽうせい)とは、人の心理のひとつで人は他者から何らかの施しを受けた時、お返しをしなければならないという感情を抱く、こうした心理を「返報性の原理」という。このような返報性の原理をどのようなシチュエーションで使えるか実践してみる
誤解されるので中々言えないのが実状ですが、下記のように変に誤解されない「好き」の言い方があります。
【集団を好きだと言う】
チームが好き・生徒が好き・仲間が好き・家族が好き、このように個人から集団にぼやかすことで「好き」が言いやすくなる
【行動を好きになる】
最後まで諦めない姿勢が好き・好き嫌いをハッキリ言えるのが好き・何でも事前に準備するのが好き・前に言ったことを覚えていることが好き
【相手のモノが好き】
ネクタイ似合っています・そのバック好きです
相手に直接「好き」と言わなくても、これらのことを繰り返していると、相手は自然に「何かあの人は好感がもてる」となります。どうしてこうなるかと言うと、脳は主語を理解せずに自分にとって心地よい「好き」だけを理解します。
持ち物や自分の行動を「好き」だと言われても、相手は自分のことを好きだと勘違いをするので気が付かないうちにこちらの好意を伝えられます。
さて、今までお伝えしたことは、他者に好かれるためのノウハウのように受け取れるかもしれませんが、相手に何でもかんでも「好き」と言ったとしてもお世辞では見透かされます。
今回、本当にお伝えしたいことは、苦手な相手に対して、本当に好きになれるところを見つけることが目的です。つまり、相手や物事の良いところを観ようとする視点を持つことが大切だとお伝えしたかったのです。
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あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「第一印象で相手の印象が決まるのはウソ」
第一印象の回復は返報性の原理で可能
◇「人生を変える秘密の暴露」
自己開示するコミュニケーション
【小さな実践】
相手に好きと言うことで自分自身が相手に対してどのように気持ちが変化していくかを意識し、また相手の変化も観察しておくことが今後の人間関係に繋がる