あなたが入れる怒りスイッチ
ステイホームで息が詰まっていませんか?
集中力の維持や気分転換のために休憩する際、10秒でスッキリする方法があります。
とても簡単で、反り返るくらいの背伸びと深呼吸をするだけです。
反り返りのように前方の筋肉を伸ばすと気分が明るくなりますが、反対に前屈みのように後方の筋肉を伸ばすと気持ちまで暗くなります。
騙されたと思ってやってみて下さい。とても爽快な気分になりますよ。実はワンコもニャンコも身体を反らして気持ちの切り替えをしているので、背伸びと深呼吸は、少しだけ気持ちを切り替える時の習慣として身につけておいて下さいね。
さて、今回は読者さんから「ウツかもしれないので相談にのってほしい」というメッセージがありました。
話を聴いてみるとステイホームになってから、小学生の子どもに「パパもママもすぐ怒るしイライラしてるので話したくない」と言われたそうです。
最初はパパの仕事がそばで見れるし、仕事内容も教えてくれたり楽しかったらしいのですが、段々、そばにいくと「仕事の邪魔だ!」と叱られるようになったそうです。
パパにそう言われてから、子どもが勉強せずにゲームばかりしているので、つい、カッとなって「言っても分からないならゲームを捨てるよ!」と叱ったら部屋に閉じこもって出てこなくなり、夜中にずっと起きて昼間寝るようになったらしいのです。
彼女は、「私自身、ちょっとしたことでイラっとし、一生懸命しているのに誰も感謝してくれないし、これが続くのなら外に出て一人になりたいと思うようになってきました」ということのようです。
お袋が認知症になった直後、何もかも一人で抱え込んでいた時に私も同じようなウツ状態になりました。このような状態をほったらかしにしているとウツが重症化します。
軽いウツ状態といっても、本人はウツかもしれないという危機感はありましたが、心療内科に行くつもりはなかったので、この状態で相談してくれたのは、彼女にとっては良い判断だったのかもしれません。
一般的な統計では、本人が自覚したとしても9%しか心療内科や精神科には行きません。では残りはどうするのかというと64%は内科に行き、27%は婦人科に行くそうです。
何故、こういうことになるかというと、肩がこる、腰痛、生理痛、頭痛、だるさ、眠れないなどの症状が身体に出るので内科や婦人科に行くようです。
今回はここまでとして、次回は「ココロのコップが空っぽ」ウツを理解するために、ココロや身体がどのような状態になるのかをお伝えします。
今回の記事でご質問がありましたら気軽にコメント下さい。
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「ウツかも?と思った時」
軽いウツの症状と治し方
【小さな実践】
何もかも一人で抱え込まずに他者に委ねる部分を仕分けして皆んなで考える