子どもの強み発見ゲーム♪
子どもが赤ちゃんの頃は、その子の未来のことなど考える余裕がないと思いますが、成長とともにひとりの人間として観るようになると、子どもの未来を考えるようになります。
もちろん、健康が一番ですが、その上で良い学校に入れたいと考えるようになってくるのではないでしょうか。子どもは2~3歳くらいから、しだいに性格が明確になってきます。
しかし、その頃には良い学校というより、子どもの成長に伴って、とても大切な2つのことがあります。
それは「自己肯定感」と「自主性」です。
自己肯定感は性格の基盤みたいなもので、自己肯定感が高くなると、私は私で良い、つまり自分の長所も短所も受け入れているので物事に対して自信が持てるようになります。
一方、自己肯定感が低いと、何かにつけてストレスが強くなり、コミュニケーションが苦手で息苦しい人生を過ごすことになります。
自主性が高いと、他者の指示待ちにならず、行動的で人生を自らのチカラで切り開いて可能性を広げます。子どもの頃の私は勉強嫌いでしたが、自己肯定感と自主性だけは高かったように思います。
しかし、親が幼い子どもの自己肯定感や自主性を高めるといっても、どうしたら良いか分からないと思いますが、次のようなことを実践していれば高めることができます。
アイ・メッセージ
それは「アイ・メッセージ」コミュニケーションです。アイ・メッセージの反対は「ユー・メッセージ」なので事例でお伝えしておきますね。
「どうして○○ちゃんをイジメたの!」と言うのは、相手が主語になるのでユー・メッセージ。一方、「○○ちゃんをイジメるなんてお母さん、悲しいな・・」と言うのは、自分が主語なのでアイ・メッセージです。
アイ・メッセージは自分の気持ちを素直に相手に伝えますが、ユー・メッセージは、相手を問い詰めるような言い方になるので、子どもからすると責められているように感じるので言い訳をします。
A「片付けなさい!」→B「出しっぱなしだとママ困るわ」
A「早くお風呂に入りなさい!」→B「早く入ってくれるとママ嬉しいな」
Aがユー・メッセージで、Bがアイ・メッセージです。
叱る時も、褒める時もアイ・メッセージが効果的に使えます。
ユー・メッセージで叱ると感情には感情で反発しますが、アイ・メッセージで叱られると、ママを悲しませてしまったという反省が生まれるようになります。
アイ・メッセージで褒められると、「自分が役になっている」「自分には価値がある」と自己肯定感が高まり、あんなにママが喜んでくれるのなら、また手伝おうという自主性も生まれます。
このようにアイ・メッセージでコミュニケーションを取る習慣にしていると、親の背中を観て育つ子どもは、自分が親になっても同じようなコミュニケーションを取るようになります。
続きは次回の②にて
あなたにも気付きがありますように
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「罪悪感を味方につけて自己肯定感を上げる」
自己肯定感を高めるには罪悪感をなくす
◇「自己肯定感を下げる3つの感情」
罪悪感、劣等感、不安感の3つの感情と向き合う
【小さな実践】
怒りや嬉しいという情動が働いた時には、自分の気持ち(感情)を素直に相手に伝えることを最優先にコミュニケーションをとる