怒りが脳のパフォーマンスを下げ寿命を縮める

小橋広市

小橋広市

テーマ:怒りのエモーションコンディショニング

昨日に続き本日も「怒り」の話。

怒りは防衛本能なので人間にとって必要な感情ですが、頻繁にイライラしたり怒ったりするのは心身ともに良いことではありません。

怒りのストレスによって脳圧が上がって脳パフォーマンスが非効率なると、効率も悪いしミスも多くなります。怒りは周囲に伝染し関係ない人まで影響を受けます。これが八つ当たりです。

怒りっぽい人は、怒りのストレスによって脳圧が上がって脳パフォーマンスが非効率なっているのが原因です。

頭が痛い

怒りの要因のひとつに「不安」があります。脳は不安を抱え込むと、解決するためのエネルギー源に多量の酸素が必要になり、酸素を含んだ体内の血液を脳に集めます。

脳の血液が増えることで、必要以上に無駄なエネルギー消費が起こり、脳のパフォーマンスが落ちます。一旦、こうして脳に血液が集まり過ぎると正常に戻るまで30分~1時間かかるそうです。

そんな「怒り」も、人によって発動のしかたは色々。怒りが頂点に近づくと自分の身を守るために、自分の感情を刺激する他者を拒絶します

拒絶のしかたも人によって色々で、「怒鳴って威嚇する」「無視する」「モノに当たる」「黙り込む」

私の場合、「黙り込む」タイプで、パートナーは「静かな怒り」と言っていました。私が静かな怒りになっていたのは3つ理由があります。

・冷静になる時間を作っている
・話にならないので無視する
・相手の言葉の意味を視点を変えてシュミレーションしている

このような態度を職場でとっていると、周囲から敬遠されたり、部下を萎縮させ問題が起こっても報告されなくなります。こうなると職場での人間関係は負のループに入ってしまいます。

このような「怒り」も幸せを築くチャンスと捉えると、人生が変わります。次回は、そんな話をしてみたいと思います。



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。



「対症療法で怒りはなくならない」
怒りの根っこ掘り下げないと根本的な解決にならない

「衝動的な怒りをエレベータートレーニングで克服できる」
怒りを抑制するトレーニング法



【小さな実践】
怒りが爆発した時、何が起爆剤になったのかを徹底して深掘りし、キーワードを付箋に書いてノートに貼っておく


 

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