家相学と建築風水は何が違う
ステキな家
整理・整頓・片付け・断捨離・掃除・清掃と一つひとつ定義付けると意味は違いますが、これからお伝えするのは、あなたや家族が住む住環境についてお伝えします。
「ステキな家」とうのは、人それぞれの主観です。私が観る「ステキな家」と一般の方が観る「ステキな家」は少し違うかもしれません。
一般的に観て「ステキな家」「憧れる家」は住宅展示場。いわゆる汎用的なデザインと機能を有した建物です。私が設計してきた建物は、家族の専門性の視点で計画した建物。つまり、○○さんの家族専門の住環境です。
少し話がそれてきたので戻します。住環境は各家族によって三者三様。家族の生活習慣によって住環境はまったく異なります。
例えば、
白で統一されモノがない空間が、美しいという人もいれば、殺風景という人もいます。機能性を重視したデザインが、使いやすくて素晴らしいという人も入れば、シンプルじゃないから垢抜けてないという人もいます。
解りやすく言うと、汎用的な建物は住人が住環境に合わせる。一方、専門的な建物は住人に住環境を合わせる。この違いは大きく、永く住むほど住人の健康と人生観が変わります。
公共の建物なら公共性を考え、統一性、機能性、理念性、地域性などを検討する必要がありますが、個人の住環境は他人がどう感じようがどうでも良いこと。家族が長年暮らしていくには、快適性とフレキシブル性が重要になります。
今回は、住環境の考え方を少しお伝えしました。
次回は、元建築家の経験を基に、住環境習慣コンディショニングコーチのスタンスで、家具、モノ、収納の話を心理的要素を混じえながらお伝えします。
下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。
◇「住環境と生活習慣と価値観を家族で考えないと新築・リフォームは失敗する」
コミュニケーションと間取り
◇「理想の家づくりは家族の価値観と生活習慣に潜む」
理想の家とは・・・
◇「人80%モノ20%」
人が住むのかモノを置く家かどちらなの
【小さな実践】
あなたの「ステキな家」はどのような家かを書き出してみる