家族のカタチは住環境習慣で変わる【その1】

小橋広市

小橋広市

テーマ:住環境習慣コンディショニング

ステキな家


整理・整頓・片付け・断捨離・掃除・清掃と一つひとつ定義付けると意味は違いますが、これからお伝えするのは、あなたや家族が住む住環境についてお伝えします。

「ステキな家」とうのは、人それぞれの主観です。私が観る「ステキな家」と一般の方が観る「ステキな家」は少し違うかもしれません。

一般的に観て「ステキな家」「憧れる家」は住宅展示場。いわゆる汎用的なデザインと機能を有した建物です。私が設計してきた建物は、家族の専門性の視点で計画した建物。つまり、○○さんの家族専門の住環境です。

打合せ

少し話がそれてきたので戻します。住環境は各家族によって三者三様。家族の生活習慣によって住環境はまったく異なります。

例えば、

白で統一されモノがない空間が、美しいという人もいれば、殺風景という人もいます。機能性を重視したデザインが、使いやすくて素晴らしいという人も入れば、シンプルじゃないから垢抜けてないという人もいます。

解りやすく言うと、汎用的な建物は住人が住環境に合わせる。一方、専門的な建物は住人に住環境を合わせる。この違いは大きく、永く住むほど住人の健康と人生観が変わります。
公共の建物なら公共性を考え、統一性、機能性、理念性、地域性などを検討する必要がありますが、個人の住環境は他人がどう感じようがどうでも良いこと。家族が長年暮らしていくには、快適性とフレキシブル性が重要になります。

今回は、住環境の考え方を少しお伝えしました。

次回は、元建築家の経験を基に、住環境習慣コンディショニングコーチのスタンスで、家具、モノ、収納の話を心理的要素を混じえながらお伝えします。



下記に参考になる記事のリンクを貼っておきます。


「住環境と生活習慣と価値観を家族で考えないと新築・リフォームは失敗する」
コミュニケーションと間取り

「理想の家づくりは家族の価値観と生活習慣に潜む」
理想の家とは・・・

「人80%モノ20%」
人が住むのかモノを置く家かどちらなの



【小さな実践】
あなたの「ステキな家」はどのような家かを書き出してみる


 

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小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

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