勝手な期待値の迷惑
ジョハリの窓
私たちは、自分のことを知っているようで、実は知らない部分があることは自己啓発のセミナーや心理学の本などでも知られています。人間関係で一番、問題となるのが双方の捉え方の違いです。
上のハートの図は、アメリカの心理学者、ジョーとハリーによって考案されたジョハリの窓と言われる潜在的な自己を発見する心の仕組図です。
A開放の窓
(相手も自分も知ってる)この状態が理想的なコミュニケーションの状態です。
私の例では、家庭環境や学歴に劣等感がありました。ジョハリの窓に当てはめると、左下のC秘密の窓(自分は知ってるが相手は気付いてない)の部分です。
私がA開放の窓の理想の状態にするには、相手に自己開示をすれば良いということになります。つまり、私の秘密を開放(自己開示)すれば相手も自己開示をしやすくなるので、双方の関係性が深まります。
B盲点の窓
(相手は知っているが自分が気付いてない)の状態をA開放の窓の状態になるには、相手が私にフィードバックしてくれたら気付けます。
※フィードバックとは行動に対する結果を、事実と共に具体的な形で指摘すること
コミュニケーションのキモとも言えるD未知の窓(自分も相手も気付いてない)の状態が、ミスコミュニケーションを起こす根本的な原因です。
私たちは多くの人たちとの関わりの中で自分を客観的に判断しながら成長しています。そんな自分と相手との関係性を解りやすい図にしているのがジョハリの窓です。
ただ、この捉え方がコミュニケーションの全てと言うわけではありませんが、D未知の窓の状態だったとしても、自分も相手も気付いてない状態から思わぬ気付きを引き出すのがコーチング。
zoomでコーチング体験できるのでタイミングが合えばどうぞ。
【小さな実践】
あなたのチャームポイントや少し気なるところを、他者にフィードバックしてもらって自分では観えないところをノートに書き出す