怒りの根っこにあるもの
あなたもセミナーのワークなどで経験したことがあるかもしれませんね。会社の朝礼でも行っているところがあります。そのワークというのは
Good & New
米国の教育学者ピーター・クライン氏によって開発され、組織やグループの活性化のために行います。
例えば、1日の中で起こった出来事で嬉しかったこと、発見したことなどをグループで一人ずつ1分くらい話し、聞いた人は拍手をするというもの。ジャッジしないというのがルールです。
グループで発表する際、セミナーで使うグニュグニュしたクッシュボールを持ちながら話すと緊張がほぐれ、カラフルな色からも視覚的刺激を受ける効果があります。
Good & Newは心理学に基いたリフレーミング(reframing)という作業を習慣化するゲーム。リフレーミングとは出来事のプラス面を観るように解釈を変え、実際に起きた出来事を、様々な視点からポジティブ思考に変えてゆきます。
よく言われてるのが、半分しかないコップの水を、これだけしかないと感じるか、まだこれだけあると感じるかみたいなことです。
Good & Newの素晴らしいところは、自分の行動を振り返り、ポジティブな出来事を意識してアウトプットすると脳が再認識します。毎日の行動の中で、嬉しかったことや楽しかったこと、新たな発見などを意識していると思考がポジティブになってきます。
組織も個々の思考パターンが変わると組織力がアップするので、多くの企業が取り入れているのも分かります。
このように毎日、繰り返して行なう思考や行動は、脳が生存に関係する重要なものとして、長期記憶(潜在意識)に落とし込みます。Good & Newこれを毎日、家族で行なうのも家族力を高めるにはもってこいです。家族の習慣の中に加えてみてはどうでしょうか。
【小さな実践】
昨日、得たものは何か、今日、得たいものな何か、明日、どうなっていたいか