潜在意識の扉を開く
資格で差別化はできない
劣等感の塊だった私は、資格を取得することに夢中になった時期がありました。先で役立つと思って取得したものがたくさんあり、国家資格から民間資格、アマチュア無線まで資格証書がどこにあるのか分からないほど取得してました。
まぁ、趣味の資格は別にして仕事で使う資格で取得して良かったのは数えるほど。こうなるとコレクターの域です。あなたはどうですか取得した資格を有効に使っていますか?資格があっても取得者が多すぎて差別化できてないかもしれませんね。
私の建築士の国家資格だって昔のような権威的な価値はありません。資格取得は悪いことではありませんが、先の目的を見据えていないと、時間とお金を無駄に使うだけです。
肩書きのひとつとして資格を取るのも良いと思いますが、せっかく取得した資格、
できれば有効に使いたいものです。では、資格を有効に使うにはどうしたら良いのか。
あなたが持っている資格を使った商品やサービスで、お客様がどんな有形、無形の価値を得ることができるを考えてみましょう。
差別化ワーク
ここで差別化のワークをやってみましょう。下記の◯◯の中に、あなたのお客様に提供するコンテンツを考えてみて下さい。
私が取得している◯◯の資格は、私の◯◯した専門性によって、◯◯のようなお客様に◯◯を提供できます。
私の場合だったら、「私は建築家ですが、ステンドグラス作家でもあるので、どんなに狭小住宅で採光が少ない窓からでも外光で演出できる専門家です。私ならあなたが望む光の演出をすることができます」
これは狭小住宅という限られた空間で、お客様が望んでいるプランの中に「採光」というキーワードがあった時に、私が差別化トークとして使っていました。
資格×別の資格×強み×経験×人脈=その道のスペシャリストになれます。ただ、どのように組み合わすかは検証→改善を繰り返しながら小さな行動を起こし、愚直に実践するしかありません。
このワークは子どもにも使えます。子どもの個性×得意なこと×ワクワクすること=スペシャリストのタマゴを育てることができますよ。
【小さな実践】
全ての資格・経験・強み・人脈を書き出し、それらを組合せてお客様のベネフィットになるものを探してみる