ムズムズ感が最高のモチベーション
立秋を迎えたとはいえ、京都はまだまだ蒸し暑い日が続いています。今年の紅葉の色づきはどうなのか毎年、この時期になると気なります。
さて、今日は私が若い頃に大失敗した話。
私は某大手企業のシステム課に新入社員で入社しました。出社初日に上司からこんなことを言われました。「小橋君、君は若いんだから、失敗を恐れてはいけないよ取り返しがつかない失敗はないから、若い時の苦労や失敗は買ってでもしなさい!」などと新入社員には必ず言う決まり文句です。
やがて社内研修も終わり、通常の部所に戻って三週間目に忘れることもできない悪夢の大失態をやらかしました。当時、SE(システムエンジニア)の助手みたいなことをやらされていました。
その日、何を思ったか重要なプログラム計画書をシュレッダーにかけてしまったのです。先輩が半月かけて作った計画書です。上司に火のように叱られ、周りからも白い目で見られ、当分、苦痛の日々が続きました。
よく失敗しても良いから思い切ってやれ!などと言いますが、本気で失敗して良いなんて言ってません。世の中には様々な仕事があり、一度の失敗も許されないことがあります。世間で言われている「失敗の経験は必ず後の人生で生きてくる」と言うのは
失敗しても良いということではないですよね(笑)
今思えば、何度も失敗を繰り返して挫折し、「あぁ~俺くらい苦労している人間はいないだろうなぁ」なんてことを考えていました。今は全部ひっくるめて人生だったと思えます。ある程度の年齢になってくると、郷に入っては郷に従えと言いますが、柔軟性と世渡り術は必要になってくるかもしれません。
失敗はコワイし恐れてもいいと思います。それでも失敗したらおおいに凹んで縮んで下さい。そして縮んだぶんそれをバネにしてみて下さい。きっと誰よりも高く飛べるはずです。
【小さな実践】
成功に近づくには、失敗を消去法で考えてみる