どちらのタイプなんてどうでもいい
昨日は、夏の夜空に、15年ぶりに大接近した火星が輝いていました。ご覧になった方はキレイでしたか? 普段、滅多に見上げることがない夜空を観て、涼やかな気持ちになりましたでしょうか。
ところで、最近、コミニュケーションや人間関係の悩みを抱えている方が多いようです。
・組織の中でコミニュケーションがとれない
・友人・知人とコミニュケーションとれない
・家庭でコミニュケーションがとれない
私も昔は組織の中で上手にコミニュケーションが苦手でした。それが会社を辞めるきっかけになりました。気心が知れた人なら良いが、関係性が悪い人と長時間一緒に居たくないですよね。昔は何かと顔に出る方だったので、 関係性が悪い相手と対面している時の自分の表情や行動がどうだったかは想像ができます。
ただ、想像できますが、現実はどんな顔をしていたかは分かりません。だって、自分の表情は見えませんからね。こう言うと、あなたは「鏡を見れば分かる」と思うでしょう。実は、鏡に映っているあなたの顔は、鏡を見ることに意識を向けているので、記念写真を撮られる時のような「作り顔」です。
つまり、客観的に相手が見ているあなたの表情は、あなたが想像している顔とは違います。 あなたの怒った顔、イライラした顔は自分で想像するよりおぞましいものかもしれません(笑) その顔を観ている相手は、どのような気持ちになるか容易に想像できると思います。
関係性が悪い相手とコミュニケーションは、必ずと言っていいほどネガティブな行動(表情・所作・言葉)に出ています。そのあなたを観て対応する相手は、あなたと同じ行動になります。これが関係性が悪くなる負のループです。これまで色んなカタチで学んだ人間関係は、通常のコミュニケーションを円滑にする方法や自己啓発の専門書を読んだくらいでは解決しません。
どういうことかと言うと、人間関係は絶えず変化しているからです。人が幸せかどうかなんて一瞬で変わります。例えば、あなたが今、幸せと思うか不幸と思うか、同じ状況でも、あなたの思考ひとつで人生観が変わるということです。私たちが社会で生活するには、変化することを前提に、絶えず他者との関係性をコンディショニングしておく必要があります。
目からうろこの講座を受講して納得して終わりではなく、それは変化の始まりに過ぎないということ。人間関係は、自己啓発やスキルを身につけたら良くなるということではありません。関係性は絶えずコンディショニングし続けて下さいね。
【小さな実践】
上の図は認知と行動のブラインドループ
この中で2つブラックボックス(相手は解るが自分は解らないこと)ある、
それは何かを考えてみる