認知症の妄想劇場に脇役として入り込む
現在、投稿している記事は、
お袋が認知症と診断された頃の話です。
介護をしている方に
何か参考になればと思って、
当時の日記をシェアしています。
今日は、お袋の異変に
初めて気付いた時のことです。
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お袋は80歳で、オヤジに先立たれ
倉敷で一人暮らしをしています。
近所付合いも良く、社交的で明るい性格。
少し忘れっぽくなっていますが、
ついこの間までバイクに乗って
実に行動的でした。
そのお袋が、
オヤジが他界してから少し変で
お金の単位を間違うのです。
例えば、30万のところを3000円と言ったりね。
私が間違いを正すと、
自分が言ったことを正当化し、
強く言い返してきます。
まぁ、少し変ではあるのですが、
差し支えありませんでした。
ところが、今年になって
かなり普通じゃないことを
言うようになったのです。
隣人がハンマーで外壁を壊したとか、
ユニットバスの浴槽が割れて
お湯が漏れだしたとか、
まるで本当に起こったような
剣幕で言ってきます。
こんな状態になっていても、
認知症を受け入れることができず、
お袋を攻めてばかりいました。
パートナーや友人に相談したら、
一度、認知症の検査を受けた方が良いという
結論に至ったので、実家に帰った時に
お袋を説得してみようと思っています。
認知症にかかる率は、
男性と女性では違うそうです。
男性は70歳を過ぎたあたりから
横ばい状態ですが、
女性は年齢に比例して高くなり、
90代では10人に8人が認知症だそうです。
私はお袋を説得する材料として
まず自分自身が認知症の検査をして
私も検査をしたのでお袋もした方が
良いという流れで説得するつもりです。
仮にお袋が認知症だったとしても、
受け入れるには時間がかかりそうです。
-------------ここまで-------------
認知症の検査をするにあたり、
本人をどのように説得するかが
今後の介護に影響を及ぼすので
絶対に無理やり連れて行くことは
避けて下さいね。
【小さな実践】
認知症の初期の状態で、本人と
どのようなコミュニケーションをしていくかを
心積もりしておく