褒めても叱っても◯◯がないと逆効果
先日、私の胸に植え込んでる
ICD(植え込み型除細動器)の
定期チェックに行ってきました。
これを植え込む手術の際には
生活面の影響が不安でしたが、
少し胸に出っ張りがある程度で
何も支障はありません。
部屋には病院と直結した
通信モニター装置があり、
私の心臓は24時間の監視体制に
置かれてるわけです。
考えてみると私の年齢なら、
ICDのおかげで健常者の方より
安全な生活ができるかもしれません。
本日は、昨日に続き、
親子の関係性を、もう少し
お伝えしたいと思いますが、
以前、別のブログで上げた記事の
「分離と非分離」を読んで下さると
伝わりやすいかと思います。
さて、親が子供に何か教える際、
自分が苦労した経験や知識が
まるで正しいかのように子供に
教えていると手こずることになります。
その理由をこれから説明します。
上記の分離と非分離の
非分離の考え方は、
「あなたは私、私はあなた」という
相手の痛みを自分の痛みとして
考える関係性に当たります。
これは子供に対して、
深い愛情のように思えますが、
過ぎると共依存になったり、
親の課題を押し付けられてる、或いは、
コントロールされてるように感じて、
子供は力んだり反発するようになります。
一方、分離の考え方は、
「あなたはあなた、私は私」という
ギブアンドテイクの関係性。
一見、突き放してるようですが、
子供自身の努力を認めた上で、
例えそれが途中で間違ってたとしても
子供の課題として成長を見守る。
もし子供が親を頼ってきたとしても、
すぐに手をかさず、出来たことを褒め
出来ないことは励ます、
このような親のスタンスが、
本当の意味で子供に自立を促す
ことになるように思います。
私は祖父と母の3人家族の中で育ち
母の勤めは二交替勤務で昼も夜も
ほとんど家に居ることがないので
直接影響を受けたのは祖父でした。
やんちゃではありましたが、
幼い頃から何でも自分でできたのは
私を信頼して見守ってくれた
祖父のおかげかもしれません。
早い話が野放し状態です(笑)
【小さな実践】
子供のことで問題が起きた際、
親の課題と子供の課題を分離して考える