代表がカリスマになると消滅するコミュニティ

小橋広市

小橋広市

テーマ:自走コミュニティモデル

標語をひねくった言葉で、
「赤信号みんなで渡れば恐くない」
というのがあります。

赤に変わったばかりの横断歩道
1人なら躊躇するけど、数人が渡ってると
同じように自分も渡ってしまう。

逆に人がやってないことを
自分がやるのは勇気がいります。
目立ちたくないし、人目が気になります。

集団心理の例は他にもあります。

皆んなで掃除をしている時、
1人くらい手を抜いても分からない
という気持ちになったことありませんか。

このような集団心理が働くと
同じことを皆が無意識に感じているので
ダラダラと効率が悪くなり、
少人数でやってる方が効率的です。



ヴァイオリン



これがオーケストラだったら
どうでしょうか。

「一人くらい間違っても大丈夫だ」
なんてことを思って演奏していたら
大変ですよね。


私は高校の時、ブラスバンドで
フルートを吹いてました。
譜面の通りに演奏していればOK。

余裕があるからといって
他の人の手伝いはできないので、
役割の中で、100%の演奏をする
努力だけしていました。

ブラスバンドは
各奏者の責任の範囲が明確で、
奏者の能力を最大に引き出すのは
指揮者との信頼関係とチームワーク。

こういうのは
ブラスバンドに限らず、
会社組織やコミュニティも同じです。

各自が考えて行動できない
まとまりのない組織やコミュニティは、
たいてい1人のカリスマ的な主役が
独断と偏見で指示しています。


しかし、私たちの脳は、
何をすべきかが明確になっていれば
脳は自動的に必要なアイテムを探し、
軌道修正しながら目的に向かいます。

適度な責任と存在感があって、
個々の役割分担が明確であれば
考えながら効率よく行動できます。


コミュニティを作る際は、
あなたは、全体を俯瞰し適材適所の
仕組みを作ると、それぞれが楽しめる
自走コミュニティになるはずです。



【小さな実践】
あなたがコミュニティを作るとしたら
必要だと思う役割りを具体的に書き出してみる。



 

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小橋広市
専門家

小橋広市(講師)

一般社団法人Self&Lifeコンディショニング協会

なりたい自分になる勉強会やセミナーの開催及び、居心地が良い環境の中で、生きやすくなるための講座や相互交流ができる「心ホッとコミュ」というコミュニティを開放しています。

小橋広市プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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