感情は行動のスイッチ
少し過激なタイトルですが、
怒っているわけではありません(^o^)
先日、知人のセミナーに参加した時の話。
最近、起業ブームで
やたらコーチやコンサルタントを名乗る
若い人が増えたという話題で、
知人の友だちが、若いコーチの
高単価コーチングを受けても
まったく成果が上がらないので、
そのコーチに相談したところ、
「コーチングはあなたが答えも持っているので
あなたのリーソスの中でしか成果はでない」
とそのコーチに言われたそうです。
こんなことを普通に言うのですから、
ある意味、怖いもの知らず。
結局、返金しろ、しないで
金額が金額だけに訴訟を起こすそうです。
この件が特別ではなくて、
訴訟問題は今やどこにでもあります。
私は長い間、
建築コンサルタントをやっていましたが、
数え切れないくらいの裁判を経験しました。
幸い訴訟を起こされたことはありませんが、
近隣の問題や施工会社と施主の間の証人とか
いくら自分が良いと思ってやっていることでも
お客様が満足できなれば最悪、訴訟になります。
少し話はそれますが、
以前、投稿した「1万人に1人の存在」
100人に1人の専門家になるのは
1万時間も同じ仕事に従事すれば
その道の専門家、普通にやっておれば
9年~10年でベテランの域に達するという話でした。
若い人なら長期計画でできるかも
しれませんが、50代で起業しようとすると
そんな悠長なことをやってられません。
ではどうやって専門家になる
修行時間を短縮するかと言うと、
既にその道で成功している人に
メンターになってもらうか、実績があるコーチの
コーチングを受けることです。
これで通常10年近くかかるところを
3年~5年に短縮できるはずです。
それでも5年もかかるの?
なんて声が聞こえそうですが、
その道の専門家になるには1年や2年で
なれるものではありません。
つい、この間まで、
コーチングすら知らなかった人が
コーチの勉強を3ヶ月ほどして
ファーストキャッシュを得た。
よく聞く話です。
恐らく、すごい努力して頑張ったのですから
本人にとっては素晴らしい結果だと思います。
ただ、お客様のことを考えると
どうなんでしょう。
メンターや実績があるコーチの元で
修行しながら、低単価でコーチングを続ける。
そうして経験を積んだコーチと比較すると、
お客様が出す結果は当然、変わってきます。
お客様の期待値が大きく下がれば
信頼しているだけに、
その怒りは例えようがありませんからね。
結果を急ぐあまり、先走らないで下さい。
あなたのペースで
しっかりと経験を積み、覚悟と誇りをもって
ビジネスに関わることを切に願うばかりです。