誰でも持っている劣等感
「自分のことが嫌いなんです」
そんなご相談をいただくことがあります。
だからこそ、
自分を変えたい
そう思ってしまうのでしょう。
あなたもそう思っている
一人かもしれませんね。
自分の欠点を直せば、
もっと愛され
受け入れられ
大切な人が離れていかない…
嫌われることもない…
そう思って頑張っているのなら、
是非、知ってほしいことがあります。
「自分を直すこと」よりも
「自分を大切にすること」を
選択してほしいのです。
どういうこと?
そう思う人は多いでしょう。
しかし、「自分を直す」という意識は
今の自分自身を否定していることになり、
「直すと、愛するよ」と
条件付の「愛」となるからです。
条件付の愛とは
今のあなたの
「ありのまま」は愛せない、
受け入れられないという状態です。
人は、生まれたときから
「条件つきの愛」と
「無条件の愛」の中で育っていきます。
子供の頃、両親に
「テストの点数が悪かったら、叱られ
良かったら、受けれてくれた」などで
親の態度が変わった
そんな経験があるかもしれませんね。
子供は
親をがっかりさせたくないし
叱られたくないので、
親に愛されようと、
必死に頑張ります。
その感覚がまだどこかに残っていて
自分が相手に合すと受け入れてくれる、と
思い込んでいるかもしれませんね
ドイツの心理学者
Erich Fromm は、
「成熟した愛とは、
相手のそのままの存在を尊重すること」
だと言いました。
「性格を直したら自分を好きになってくれる」
「性格を直したら愛される」
と思い自分を直そうとしているのは、
条件付の愛を
今度は自分が自分に
課していることに
気づけるかもしれません。
「条件つきの愛」から
「無条件の愛」を
いまこそ自分自身に
してあげる機会かもしれませんね。
イヤな自分が現れた時、
「こんな私も、わたしなんだよね」と
受け入れたとき、
「無条件の愛」となり、
あなた自身の存在を
静かに変化させ
自分のことを
嫌いにならずに
「そんな自分」をも
受け入れられる
生き方ができ始めると思います。


