根拠と実績がある米国生まれのNLP心理学。その人の本来の力に気づかせるカウンセリング／コーチング（1/3）

カウンセリング／コーチングにより、心身の不調を克服

　泉野晶代さんが、香南市野市町の父養寺に、「office is.」をオープンしたのは2010年のこと。たくさんの人の心に寄り添い、悩みや課題を一緒に考えてきました。個人やグループでのカウンセリングを行うほか、企業のメンタルヘルス関連アドバイザー、講師としても活躍しています。

　泉野さんは20代半ばで父を亡くし、身内の負債を引き継ぎ多額の借金を抱えました。人間関係にも振り回され、ストレスから心身ともにどん底の状態に陥った時に、心理学に出合いました。
　現状を脱却したいとの思いから本を1日に何冊も読み漁る中で、ポール・マッケンナの「7日間で人生を変えよう」という本にハッとしました。巻末にはNLP（Neuro-Linguistic Programing）の文字があり、興味を持って調べたところ、誰もが簡単に使えるコミュニケーション心理学であり、脳の機能と心のつながりについて研究し、データをもとに体系化された心理学（学問）であることがわかりました。ハーバード大学やスタンフォード大学でも授業に取り入れられており、スピリチュアルではない、科学的根拠のあるNLPのカウンセリングを受けてみたいと体験セッションに参加。気分も身体もいつのまにかスッと楽になり、「病は気から」を実感したと言います。
　借金の返済が続く中でも、苦しみから解放され元気な身体を取り戻した泉野さんは、周りにも目を向けられるようになりました。あるトレーナーの「あなたの街に、苦しんでいる人はいないの？」という言葉に、自身もメンタルをサポートする人になることを決意しました。

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【次ページ】脳と身体の関係性の研究から生まれた、根拠あるNLP心理学

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