自分を犠牲にする人たち
喜怒哀楽という言葉があるように
人はだれでも「怒り」ます。
イラっとしてしまう時
腹が立ってしまう時、
湧き出てくる怒りの感情、
あなたはどうしていますか?
人をジャッジしたくないのに
ジャッジしたり
見下すつもりはないのに
下に見てしまう
そして、その感情を感じる自分に嫌気がさす…
そんな人もいるかもしれませんね
元々、怒りの感情の根っこにあるのは
あなたの「正しさ」が守られなかったり
相手への「期待」が裏切られた時があります。
じゃ、怒りたくないから
自分の正しさを大切にしない、
相手に期待しない、
というのも
ちょっと寂しいようにも思います。
あなたの「正しさ」について考えてみましょう。
「遅刻はいけない」
「無駄話してはいけない」
「失礼なことを言ってはいけない」
「お返しはしないといけない」
「○○してはいけない」というルール
一日にどれくらい考えていますか?
「~しなければならない」というルールがあればあるほど
他人がそのルールを破ると怒りになってしまいます。
あなたからすると、
正しさを守ろうとしているだけで
別に悪いことをしているわけではないですが
正しさをあまりに振りかざしてしまうと
あなたが苦しくなってしまいます。
で、どうするのか、
~しなければならない、
~してはいけない
というあなたの「ルール」を「見える化」しましょう。
紙に書くのです。
例えば
「遅刻はいけない」
「無駄話してはいけない」
「失礼なことを言ってはいけない」
「お返しはしないといけない」なら、
そして、だれの「問題」なのか、
「解決できる」のは誰なのか、を考えるのです。
例えば「遅刻は許せない」と書いたなら
遅刻することは、だれの「問題」なのでしょうか?
遅刻した、その人が「解決すべき問題」ですよね。
(これは他人の領域と考えます)
他人の領域のものを
あなたが勝手にコントロールすることはできません。
(詳しくは、『これで人づきあいは楽になる』にも書いてますので
是非、参考にしてみてください)
もし、同僚がいつも遅刻して「イラっと」するなら
雇っている会社側に対応してもらうのです。
会社なら、「規則」や「ルール」があるはずですので
それに基づいて、会社が行うことです。
覚えておきましょう。
あなたの正しさは、あなたに使いましょう。
あなたがコントロールできないことに「イラっ」として怒ってしまうと
あなたが苦しくなってしまいます。
あなたはあなたができることを行っていきましょう。