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泉野晶代プロは高知放送が厳正なる審査をした登録専門家です

怒りの根っこは、あなたの「正しさ」と「期待」

泉野晶代

泉野晶代

テーマ:対人関係

喜怒哀楽という言葉があるように
人はだれでも「怒り」ます。

イラっとしてしまう時
腹が立ってしまう時、
湧き出てくる怒りの感情、
あなたはどうしていますか?



人をジャッジしたくないのに
ジャッジしたり

見下すつもりはないのに
下に見てしまう

そして、その感情を感じる自分に嫌気がさす…
そんな人もいるかもしれませんね

元々、怒りの感情の根っこにあるのは
あなたの「正しさ」が守られなかったり
相手への「期待」が裏切られた時があります。

じゃ、怒りたくないから
自分の正しさを大切にしない、
相手に期待しない、
というのも
ちょっと寂しいようにも思います。

あなたの「正しさ」について考えてみましょう。

「遅刻はいけない」
「無駄話してはいけない」
「失礼なことを言ってはいけない」
「お返しはしないといけない」

「○○してはいけない」というルール
一日にどれくらい考えていますか?

「~しなければならない」というルールがあればあるほど
他人がそのルールを破ると怒りになってしまいます。

あなたからすると、
正しさを守ろうとしているだけで
別に悪いことをしているわけではないですが
正しさをあまりに振りかざしてしまうと
あなたが苦しくなってしまいます。

で、どうするのか、

~しなければならない、
~してはいけない
というあなたの「ルール」を「見える化」しましょう。
紙に書くのです。

例えば
「遅刻はいけない」
「無駄話してはいけない」
「失礼なことを言ってはいけない」
「お返しはしないといけない」なら、

そして、だれの「問題」なのか、
「解決できる」のは誰なのか、を考えるのです。 

例えば「遅刻は許せない」と書いたなら
遅刻することは、だれの「問題」なのでしょうか?

遅刻した、その人が「解決すべき問題」ですよね。
(これは他人の領域と考えます)

他人の領域のものを
あなたが勝手にコントロールすることはできません。
(詳しくは、『これで人づきあいは楽になる』にも書いてますので
是非、参考にしてみてください)

もし、同僚がいつも遅刻して「イラっと」するなら
雇っている会社側に対応してもらうのです。
会社なら、「規則」や「ルール」があるはずですので
それに基づいて、会社が行うことです。

覚えておきましょう。
あなたの正しさは、あなたに使いましょう。
あなたがコントロールできないことに「イラっ」として怒ってしまうと
あなたが苦しくなってしまいます。

あなたはあなたができることを行っていきましょう。

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泉野晶代
専門家

泉野晶代(メンタルコーチ)

office is. (オフィス イズ)

日常で役立つNLP心理学であらゆる種類の「生きづらさ」の解消を目指す。特に人との境界線を明白に示すことで、他人への割り切りと受容ができるよう促し、自分も他人も大切にする生き方を提案する。

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