膝の痛みを助長する靴と外反母趾や扁平足を助長する靴
このところ毎日のように衆議院の解散総選挙の話題で盛り上がっていますね。
でも、何を目的とした解散か?とか、何を争点に何を選択基準にして投票したら良いの?とか、判断のための報道や情報や議論が低調なままなので、私たち有権者にとっては混沌とした選挙戦を迎えそうです。
与党が、ブームに乗って選挙に勝つための離合集散と批判している野党や新党。
ですが、そもそも「今なら疑惑や説明責任を有耶無耶にしたままで準備不足の野党に勝てる絶好のチャンス」と判断して解散総選挙に打って出たのはどちら様でしょうか?と言いたくもなります。
報道を見ても、選挙に勝つための方策や思惑にばかりに関心が寄せられ、肝心の経済や福祉や税や防衛や原発に対する政策や未来への展望がきちんと議論されることなく曖昧模糊としたままなので、モヤモヤはどんどん募るばかりです。
おまけに疑惑や政策を説明し議論して追及するはずの臨時国会を不意打ちのように冒頭解散して混乱を作り出しておきながら、「TVを見るとどことどこがひっついたとか、どこへ行くとかという話ばかりで、肝心の政策が出てこない」と批判している演説を聞くと、何か騙されたような気分になってしまいます。
と、ここまでは選挙に際して「何を基準に選んだら良いの?」という話でしたが、私の仕事上、「何を基準に選んだら良いの?」とご質問やご相談を受ける事が多いのが「靴」に関してです。
靴もまた、その時々のブームや話題のブランドや流行のデザインや機能や価格によって様々な商品が生まれては消えて現在に至っています。
その中で、一つの選択肢として昔からずっと変わらないのが「軽くて柔らかくて脱いだり履いたりが簡単な靴」を選ぶという傾向です。
また、「足に良い靴が欲しい」とか「歩き易い靴が欲しい」とか「足に合う靴が見つからない」といったご相談や悩みもまた、私が靴に携わる仕事に就いて以来、35年間ずっと変わらずに投げかけられてきた課題です。
いったい靴は「何を基準に選んだら良いの?」でしょうか?
私の結論は、「足の機能を促進して、足の機能を発揮させる靴」が最も大事な選択基準だと考えています。
そして、「軽くて柔らかくて脱いだり履いたりが簡単な靴」は、逆に足の安定性を崩し、足本来の機能を低下させる恐れが強いので、お勧めしていません。
特に高齢者が、「軽くて柔らかくて脱いだり履いたりが簡単な靴」を履いて歩くと、柔らかいマットの上で歩くような不安定な状態になり、バランスを保つ機能や反射神経が低下した高齢者を転倒させてしまう恐れがあります。
例えば、杖を付いてフラフラと偏りながら歩かれている高齢者に、少し重さがあるものの、靴底がしっかりとした甲をマジックベルトで締めるタイプの健康靴を履いて歩いて頂くと、とたんに安定した歩行になって杖が要らなくなる事もあります。
「足の機能を促進して、足の機能を発揮させる靴」で安定した歩行を取り戻す事が出来れば、歩く事がリハビリ効果を発揮して自立を支える足の健康を予防改善する事が出来るのです。
足は自立を支える大切な器官ですので、足の健康を足元から支える靴を選択して、いつまでも自立した生活を送りたいものです。
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「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/
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