前提が間違っている?
ファッション業界においては中価格帯の商品が苦戦しているらしいとの事。
高価格の高級ブランドと低価格のファストファッションと呼ばれる業界に挟まれて、アッパーミドルの顧客離れが進んでいるのだそうです・・・。
中間層が多く、中流意識が強かった日本にも格差の波が押し寄せているという事なんでしょうか?
それとも、物が溢れる世の中で生活者の買い分けが進んでいるという事なのでしょうか?
私の中では、所得の伸びが鈍くなってきたので消費配分を工夫した結果、TPOや生活スタイルによって買い分けが進んだ結果ではないかと思っています。
また、インターネット通販で物を購入する機会が増えているという点もリアル店舗にとっては顧客離れという現象に繋がっているのかもしれませんね・・・。
ところで、家具のIKEAで買い物をした方ならお分かりでしょうが、自分自身が選んだ商品をメモしておいて、最後に倉庫の棚から自分で運び出して会計するシステムを経験すると、まるでインターネット通販の受注から発送までを自らリアルに体験した気分になります。
もしもアマゾンの配送センターを店舗として開放したら、IKEAみたいになるのでしょうかね?
ちょっと話題がズレてしまいましたが、限りある所得の中でITを取り入れた流通形態やそれに伴う消費行動の変化が既存の流通や老舗の業界に影響を及ぼしているのは間違いないと思います。
一方では、人が直接関わる人の技術に裏打ちされた物やサービスを提供する業種では、直接リアル店舗に行き、行列をしてでも構わないという消費行動も盛んのようです・・・。
一筋縄ではいかないのが人の消費行動という事なのでしょうか?
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