リウマチ足　その3

リウマチ足の方に多く見られる足のトラブルが、強い外反母趾を伴った足指の変形です。
足指が指の関節の変形によって「くの字」に曲がって浮き指状態になり、指先が正常に接地せず、浮き気味になってしまうのです。
また、指の関節が「くの字」に曲がってハンマートウになると、曲がった指の関節部分が靴に当たって角質やタコになる場合が多いのです。

そしてこの浮き指状態が続くと、足の指の付け根である中足関節の骨頭が指先の代わりになって強く接地することから足の裏の指の付け根に強い角質やタコが形成され、足裏の痛みに悩むことになります。

立ったり歩くのが苦痛になることから、ますます体を動かさなくなるという悪循環への入り口になってしまいます。

さらに、リウマチ足の方は足首の変形を伴うことも多いので、足首をサポートする必要に迫られる場合があります。
そのような場合には、足首まで保護するアンクルブーツを選択するケースがあります。
また、欧米と違い外履きを履いたまま室内で過ごす事が出来ない日本の住宅事情では、室内履きをご要望される事も多くあります。

リウマチ足の方にとって、健康靴は生活の質の向上に寄与する装具のような役目を担うのです。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田　http://www.robinfoot.co.jp/
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