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小黒健二

足の健康を守る“足と靴のアドバイザー”

小黒健二(おぐろけんじ)

有限会社ロビンフット

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コラム

歩き方に癖がある御婦人

足と靴

2011年10月18日 / 2014年7月17日更新

足のカウンセリングの過程で健康靴のテストシューズを履いて、フィッティングやサポートの体験をしていただくのですが、先日、体が左右にぶれて癖のある歩き方をする御婦人がおられました。
腰も回旋させながら揺すり歩きをしています。
「だいぶ歩き方に癖があるようですが、しゃがみ込んだりできますか?」とお尋ねすると、
「あら、どうして分かるんですか? 私、昔からしゃがめないし、正座も出来ないんです。」と御婦人。
「なるほど、そうでしたか。どうやら股関節の動きがとても悪いようですね。」と私。
「そうなんですか? そんな事言われたのは初めてですけど・・・。」と御婦人。
「股関節の可動域が悪いので、しゃがみ込むことが出来ないんだと思いますよ。そして、歩く時に左右の脚を振り子のように振り出せず、代わりに上半身をスウィングさせてしまうので、体が左右にぶれてしまうんだと思います。」と私。
「ええー、それってどこか悪いんでしょうか?」と御婦人。
「何か股関節周りに痛みがありますか?」とお尋ねすると、
「お尻の脇の筋が痛くなったり、つっぱったりすることがしゅっちゅうありますけど・・・。」と御婦人。
「そうですか。では、股関節のストレッチをした方がいいと思いますよ。」と私。

「股関節の可動域が悪くなる原因として変形性股関節症という障害がありますので、もしもご心配なようでしたら、整形外科で調べてもらといいですよ。」と私。
「ええー、どうしよう。そんなに悪いんですか?」と不安そうな御婦人。
「いやいや、念のために調べてもらった方がいいという程度で、何も異常が見つからなければ、筋が固くなっているので、ストレッチを頑張らないといけないということです。」と私。

本日、その御婦人が再び訪ねてこられました。
「先日はお世話になりました。作ってもらった健康靴はとても調子よく履いています。それと、病院で股関節を診てもらいました。股関節に異常はなく、軟骨も磨り減っていないそうです。」と御婦人。
「そうでしたか。それは何よりでした。ということは、股関節周りの筋が強張って、関節の動きを制限しているということになりますので、ストレッチを欠かさないことですね。」と私。
「壁に手をついてしゃがみ込んでみましたが、脹脛やお尻の脇が突っ張って痛いです。」と御婦人。
「あせらずに毎日繰り返し、しゃがみ込む練習をすることですね。やがて少しづつ出来るようになると思いますよ。」と私。
「はい、頑張ってみます。」と御婦人。
股関節に問題無しと分かって、私も少しホッとしました。

「足と靴の相談室」ロビンフット長津田 http://www.robinfoot.co.jp/

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