明石郁生プロのご紹介
悩みや困難を単に癒やすための課題にとどめず、「自分自身になろうとする力」の流れと捉える(3/3)
医療・教育機関とのチーム連携した心の援助活動に向けて
生きづらさ、夫婦や対人関係の問題、共依存などの関係性依存状態は、医療機関で治療が必要な“病気”と言えないけれども、仕事や生活に大きな支障を伴うケースがあります。これらのケースは医療機関のみで対処することが難しく、心理専門家とのチーム支援が必要です。
また、昨今の日本では、引きこもりや不登校のケースが数多く報告されるようになり、心のケアを行うカウンセラーと教育機関がチームとして連携する取り組みの構築が急務とされています。明石さんはこれら包括的なチーム連携に着目し、今後の活動をさらに展開していきたいと考えています。
「引きこもりや不登校などは、周囲からのいじめの問題がきっかけであることが多いのです。それにもかかわらず、親は教育の観点から、お子さんをむやみに学校へ行かせようとする。しかしカウンセリングを進めていくと、夫婦(両親)の不仲を何とかしようとする行動の表れであるケースが少なくありません。そのことをご本人や家族と共に考え、時には親に対してアプローチを試みながら、一緒に歩んでいくのです」
開業臨床心理士としての長いキャリアで培ってきた経験を踏まえ、執筆活動も旺盛な明石さん。より多くの人たちが「自分自身になろうとする力」を自覚し、“自分の専門家になってほしい”という願いを込めて、近い将来、新たに一冊を上梓したいと抱負を語ってくれました。
(取材年月:2019年10月)
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