怒りがうまれる仕組みとは?
昨年は、2回、車の事故に遭いました。
実は、香川県は10万人あたりの交通事故死亡者数で、2011年と2012年に全国ワースト1位になっています。
1回目は、右折専用レーンの一番前に停車していて、青信号で右折しようとした時、なぜか左に停車していた車を飛び越え、その左の車線から突然車が飛び出してきました。
そして、2回目の事故は、信号停止中に後ろから追突されました。
どちらの事故も、双方に怪我もなく大したことのない事故でしたが、やはりショックを受け、その後の仕事の調整や修理等のことを考えるとイライラしました。
そこで、アンガーマネジメント発動。
まず深呼吸をして怒りのピークである6秒をやり過ごし、怒りに点数をつけてみました。
どちらも5点。
3点までなら「まいっか」でやり過ごしますが、5点なのでやり過ごすことは出来ません。
そこで、「分かれ道」(行動のコントロール技術)を思い出し、4つの箱のどの箱に入るか検討し、「変えられないこと×重要」という箱を選びました。
この場合、「変えられない現実を受け入れて、今できる行動を探す」ことになります。
どんなにイライラしても、事故にあった事実は変えられない。
そこで、自分の感情をぶつけることなく、今後の段取りをいかにスムーズに行うかに意識を集中しました。
するとイライラは収まり、結果、予定より早くその場を立ち去ることができました。
誰しも、生きているとトラブルに巻き込まれることもあります。
そんな時、いかに自分の感情をコントロールできるかにチャレンジしています。
アンガーマネジメントは、自分や相手の怒りに振り回されないようになるための心理トレーニングです。
すべての人が自分の感情に責任を持てるようになれば、怒りの連鎖は断ち切れるし、人が人に当たらない社会を実現できると思っています。