まだ春だからと言って、油断はできません !
HACCP義務化の法的期限まで、残り1年を切りました。
よく、「なぜ、HACCP制度化する必要があるのか?」という声を聞きます。
特に、個人経営の飲食店の方からよく聞きます。
いま一度、再確認の意味を兼ねて、義務化の理由、背景を整理します。
まず、社会的に食中毒事故がなかなか減らないこと。
次に、異物混入等による製品回収が多いこと。
食品の輸出拡大や、東京オリンピック・パラリンピックの開催が迫り
日本の食の衛生管理基準が世界的に求められていること。
以上が主な理由、背景となります。
厚生労働省の発表では、食中毒事故の約60%は飲食店で発生しているそうです。
個人経営のお店等を含めて、衛生レベルの基準を上げていこうという狙いがあります。