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上野峰喜

環境に優しい電解水や食品資源リサイクル機器のプロ

上野峰喜(うえのみねき)

株式会社金沢テックサービス

コラム

毎日のように食している野菜のお話 ピーマン編

2018年4月18日 公開 / 2018年5月29日更新

テーマ:食品安全安心支援業務

コラムカテゴリ:くらし

コラムキーワード: 花粉症 食べ物

今回は、あのピーマンを取り上げたいと思います。
この野菜については、苦手な方も多いかと思います。



しかし、このピーマンの果皮には柑橘類を上回るビタミンCが豊富に含まれておりビタミンCの宝庫といわれています。
そもそも、ビタミンCはピーマンから発見され、それを発見したセント=ジェルジ・アルベルト博士は、1937年にノーベル生理学医学賞を受賞しています。


セント=ジェルジ・アルベルト博士

ピーマンを苦手としている理由の一つとして、独特の苦みがあります。さらに、この苦みは空気(酸素)に触れると、その苦みは増してしまいます。
食べやすく小さく切るという心遣いは、ピーマン嫌いの子供にとっては、逆効果となって耐えきれないものかもしれませんね。
加熱するとその苦みが和らぎます、特に丸ごと加熱すると甘みが残り食べやすくなります。
丸ごと茹でてから、炒める等の調理をすると良いかもしれません。
ピーマンは、ナス科に属し原産地は中央アメリカといわれています。栽培の歴史も浅く約250年前位からと記録が残っています。

肝臓の解毒機能、抗酸化作用、抗がん作用、抗アレルギー作用があり、花粉症、ぜんそく、食物アレルギー症状の改善にもつながるとも言われています。
やはり「良薬は苦し !」と、いうところでしょうか?



食卓でピーマンが出た場合、ノーベル賞とのつながりを家族で話せば、ピーマンの見方も変わってくるのではないでしょうか?

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