コラム
「中国ショック」で行き場を失う
2018年11月6日 公開 / 2021年3月2日更新
今年1月中国政府は、これまで世界中から受け入れていた資源ごみ。
プラごみの輸入を禁止した。いわゆる「中国ショック」である。
全世界のプラごみ6割以上が中国に輸出されていたが、禁止されたことにより
プラごみは行き場を失ってしまった。
欧州各地では、プラごみがたまり続け回収に限界が来ている。
韓国では、大都市の街中にプラごみがあふれ出している。
プラごみが放置されたままとなっている韓国
日本でも、回収業者も飽和状態に近づきつつある。
焼却するにも、受け入れる焼却施設も限界にきており受け入れ拒否が続いている。
北海道内の一部の施設では受け入れ可能であるが、北海道までの運送料が
大きな負担となっている。近々のガソリン高騰がさらに追い打ちをかけている。
ほとんどの行政は、プラごみは資源ごみとして無料回収しているが
このままでは有料化となる恐れもある。
スーパーの店頭でプラごみを回収しているが
このままではこの活動が消えるかもしれない。
思っている以上に深刻な事態である。
関連するコラム
- 「COOL CHOICE (=賢い選択)」に賛同いたしました ! 2017-06-16
- 「おにぎり2個」は、重い? 軽い? 2017-09-13
- よりご理解をいただくために 2017-07-24
- 小さな手と小さな歩みで、やさしい明日(みらい)へつなげる ! 2017-06-20
- 「リユース食器」をご存知ですか ? 2017-08-01
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
上野峰喜プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。