産めない島、死ねない島
先日の大阪の地震で、違法建築であったプールのブロック塀の下敷きになって尊い命が失われた。
また、命にかかわるような暑さの中、校外学習に出かけ熱中症により尊い命が失われた。
ブロック塀についてはその後全国一斉に点検が行われ、違法建築や崩壊の恐れのあるものは
撤去または撤去予定となった。
熱中症のことについても、豊田市は市内の全学校(教室)にクーラーを前倒しで設置することを決定した。
いずれも「尊い命」が失われたことで対応は素早い様にみえるが、その代償は非常に重いように思える。
謝罪や釈明を繰り返しても、尊い命は戻ってこない。
「命は何ものにも代えられない」ことを、筆者も含めて、もう一度深く胸に刻むべきである。