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上野峰喜

環境に優しい電解水や食品資源リサイクル機器のプロ

上野峰喜(うえのみねき)

株式会社金沢テックサービス

コラム

球界レジェンドの名言

2018年7月20日 公開 / 2018年8月9日更新

テーマ:時事問題

コラムカテゴリ:くらし

先日、日本球界のレジェンドこと、「山本昌さん」のお話を伺う機会があった。
           
ご承知の通り50歳まで現役投手を勤めるなど、数多くの最年長記録を残している。
そんな山本昌さんも、学生時代は何時もベンチを温める補欠選手、甲子園の出場経験もない全くの無名球児だった。

しかし、彼は「野球の神様」がいることを信じ、夕食の後4㎞走る、寝る前に素振りを100回することを
日課として毎日欠かさず続けた。

地道に努力を重ねる彼に、転機が訪れる。エースがケガで試合に出場できず、緊急登板すると好投し結果を残す。
そんなことが何度か続いたことにより、ブロの目に留まり中日ドラゴンズからドラフト5位の指名を受ける。
本人は、学校の先生になることを希望していたが、父親が大のドラゴンズファンであったため
押し切られたような形で入団することを決意する。

しかし、そこでも良い結果が残せず契約解除寸前。
そんな苦しい時に星野仙一さんが監督に就任し、彼の野球人生は変わる。

そして彼はそのチャンスを逃がさず、そして人一倍の努力することを惜しまなかった。
結果として50歳まで現役を続けることが出来た。

山本昌さんが、少年時代よりこだわり続けてきた3つのものとして
① 球場では絶対に唾をはかない
② マウンドに登る時、降りる時には絶対にラインを踏まない
③ 走者以外の時、絶対にホームベースを踏まない

たぶん「野球の神様」に失礼にあたると思ったのかもしれない。
          
いまでも、野球人生については「悔いはあるけど、後悔はない」ないそうだ。
50歳で登板はしたが勝利投手になれなかったなど、数多くの「悔い」はあるが
50歳まで現役選手でいられた、その過程と生き方には「後悔はない」そうである。

苦労人ならではの、なかなか深みのある名言であった。

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