陰陽制約
今年の夏至に、新しいカレンダーを手に入れました。
それは春分から始まる一年が、一つの円として表わされているカレンダーで
太陽系の惑星の動きや位置が、日々ピンを動かすことで視覚化されます。
そのピンが、秋分を境に、円の下半分側を進んでいます。
毎日ピンを動かしていると、今、陽の衰える陰の運行の中にいることを体感します。
陰陽の特徴に、片方が衰えるともう一方が盛んになる「陰陽消長」があります。
陰陽が均等の春分点から、陽の気が増していき(陽長)夏至で陽の極点を向かえました。
夏至を境に陽は弱まり(陽消)、秋分点で再び陰陽が均等になります。
そして秋分(9/23)を過ぎた現在は、陰の極点の冬至(12/22)まで
陰の気が増す(陰長)の時を進んでいます。
それは、日中の時間が短くなっていくことで分ります。
日の出から始まる一日、目覚めの朝。
太陽の光の中で活動する、昼間。
日が傾く夕方には、一日の疲れが出はじめます。
そして日没。夜は本来は、一日の疲れを回復させる睡眠の時間です。
「火」や電気の灯りを手に入れたわたし達は、
太陽の光がなくても、生活できるようになりました。
このサイクルは、春夏秋冬にも対応して、秋は夕方にあたります。
暑くて長い今年の夏、あるいは9月の長雨による日照不足による疲れなどが、
まさに出てきはじめます。
秋は、乾燥によって肺を傷めやすい季節。
電車に乗っていると、あちこちらから咳が聞こえました。
人生の中では、秋は何歳頃にあたるのでしょうか。
個人差はあると思いますが・・・。
きのう、91歳になられた恩師と電話で話しました。
人間の能力で生み出した便利な道具だけでは、補えないものがあります。
直接会って話していれば、こんなに心が騒ぐ事にならなかったでしょう。
こころに秋風が吹き込んで収まらず、陰陽の循環について思い巡らすことになりました。
皆さま、きょうはいかがお過ごしですか?
しばらく会っていない人に直接会える方は、会いに行ってみてはいかがですか。
「睡眠養生(2013-8-24)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2839094/
「陰陽制約(2017-4-26)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2860964/
「秋の過ごし方(2010-08-07) 」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/9266/
「陰中の陰~冬至によせて~(2011-12-22)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2824398/
「人生の春夏秋冬(2026-10-5)」
https://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/2863127/
「“休む”という用事(2012-10-27)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/31755/
中医学:コラム一覧
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=159


