節分の祓い
2月11日は『建国記念の日』
内閣府の「国民の祝日」について を読むと、
《建国記念の日は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日とされています。》とあります。
また、昭和41年の祝日法改正により設けられたこの国民の祝日について、同年12月の内閣総理大臣の談話が掲載されていました。
《この日が「遠く我が国の成り立ちをしのび、先人の文化遺産の恩恵を思い、国を愛し、国の発展を願う心を養う大きなよすがともなりますことを、国民の皆様と共に心から期待するものであります」などなどとする談話が発出されました。》
昭和時代の田舎で生まれ育ったわたしの家では、祝日は家に国旗が掲げられていました。
子どもの頃のその習慣は、普通の感覚として残っているのですが
いま国旗を掲げられている家庭は、様々な理由で少なくなりました。
わが家にもありません。
余談ですが、手話で休日は「旗+日」で表現します。
オリンピックや国際大会で、国歌と共に国旗が掲揚されるとき、日本人であることを覚えます。
日常の中では、日本に対する思いや、この平和を享受出来ていることを意識する時間は少ないです。
それは、それを意識せずに過ごせる、という事でもあります。
1月末、学習仲間と靖国神社に正式参拝し、国家安泰を祈願しました。
その後、併設の遊就館を拝観しました。どちらも初めての訪問です。
グループ行動だったので、充分な時間がなく丁寧に観る時間はありませんでしたが、靖国神社について正しく知らなかった事が分かりました。
靖国神社について報道で聞くときは、断片的な事だけで、それを深く調べることもしてきませんでした。併せて、千鳥ケ淵戦没者墓苑についても調べると、徒歩圏の近くにあるということも知りました。
興味を向けて自分で調べて知ることの大切さを、今更に思い知りました。
『建国記念の日』の元になったのは、『紀元節』とも聞きます。
神社では、初代天皇 神武天皇(じんむてんのう)が奈良 橿原の宮(かしはらのみや)で即位されたことを寿ぎ、日本の繁栄と世界の平和を祈る『紀元祭』が斎行されます。
それぞれの場所で、ひとり一人がこの美しい日本の成り立ちに意識を向け、
また、現在・未来の平穏無事な日々が続くことを、祈る日になりますように。
出典:内閣府ホームページ
(https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou/kaku.html#kenkoku)