流れる星は生きている 1
七十二候は39候「立秋 末候 蒙霧升降(もうむまとう)」となりました。
立秋は8/22まで、暑さの中にも少しずつ秋の気配が近づいてくるようです。
昨年2016年10月、高知県室戸で開催されたイベント
『144,000人の平和の祈り マンダラ室戸in 土佐』に参加しました。
イベントでは
球場のグラウンド1つ分ほどの大きさのマンダラ(*)を
広げることになっていました。
平和の象徴としてダライ・ラマも賛同した パッチワークでできたマンダラです。
国内では、10年ぶりということでした。
「平和への想い」や「メッセージ」が全国から集められていました。
約11,000本の平和の祈願木(護摩木)は、炎の祈りとして
明星来影寺(みょうじょうらいえいじ)ご住職の読経のあと、
ペンタグラム(五芒星)の型の炉で護摩焚きされました。
約2600枚のおわび文は、チャーターした漁船で室戸の沖合いにて
実行委員長の小川雅弘会長の手により、海に投じられたそうです。
マンダラは、雨天のため中止やむなしのところ
急遽 室内練習場や体育館で広げることになりました。
広さとの都合で、全部を広げることは叶いませんでしたが
貴重なマンダラに触れて、広げて、たたむ体験をさせていただきました。
中心の大日如来のところまで歩いて、みんなで写真を撮ることができたというのは、
「パッチワーク・マンダラ」展示史上、今回が初めてだったそうです。
また、平和の祈願木(護摩木)に書かれたメッセージを
一本ずつ読み上げながら、お焚き上げの炉にいれていきました。
その言葉に、声がつまり
なかなか読み上げることが出来ないメッセージが幾つもありました。
一番響いた平和の祈願木は、戦争について書かれた一言でした。
その一言に、言い尽くせない重さがのっているようでした。
見上げると、明星来影寺の
青年大師(弘法大師空海)像が見守っておられました。
昨年から始まった、この『世界144000人の平和の祈り』は
2021年まで、続けられるようです。
興味を持たれた方は、↓(2017年は10月21~22日開催)
http://144000.jp/
このイベントを知るきっかけは、昨年、9月に大阪で開催された
『OFFICE TETSU SHIRATORI 地球蘇生プロジェクト 恩送りフェスタ@大阪』でした。
(このイベントには、タッピングタッチCDのギター演奏を担当されている
音楽家 福井幹さんも参加されていました。)
プログラム外で登壇された、小川雅弘実行委員長からその説明を聞き、
「平和へのメッセージ」を自ら集められている姿を間近に拝見し・・・
“行かなきゃ!”と、思ったのでした。
きっと世界のいたるところで、多くの方が
自分ならではの方法で
この世界の平和のために活動されています。
私たちひとり一人にできること・・・
まず
自分を愛してあげましょう。
*パッチワークマンダラとは
平和の象徴としてダライ・ラマも賛同した パッチワークでできたマンダラ。
大きさ 縦70m、横幅50mのマンダラです。
16カ国、1万人の人が制作に携わり、国、人種、政治、宗教を越えて
「世界平和」の願いとともに縫い合わされ、2002年4月に完成しました。
「祈り(2017-08-07)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/61963/
「とんぼ(2017-08-15)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/62033/
「世界を平和にするための暦(2017-08-17)」
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/62041/
コラム一覧 :HEAL THE WORLD
http://mbp-japan.com/hyogo/yu-cocoro/column/?jid=464