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椎結子

ジェネラティブ・コーチングのプロ

椎結子(しいのきゆうこ)

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コラム

人を待つこと。人に合わすこと。

こころ

2010年7月28日 / 2010年11月15日更新


「駅の伝言板」「待ちぼうけ」「帰るコール」など・・・

今や死語になったような言葉の羅列で申し訳ないです。


携帯電話の普及によって待ち合わせ場所で

ひたすら待ち続けるというのは少なくなったのではないでしょうか?

そもそも待ち合わせ場所も、おおよそで

駅の改札あたりで携帯片手に走り寄っている姿もよく見かけます。


(「伝言板」って何???と思われる方もいらっしゃるでしょうね。

地下鉄三宮駅の定期券売り場に向かうあたりに、こっそりとありますよ!

もう、掲示板化しているかもしれませんが・・・)


「帰るコール」も当時のCMで、「今から帰るよ~」と電話しよう!という呼びかけだったので

それまでは連絡しない夫(妻)をひたすら、待っていたということですね。


嫌でも、愛の力で(意地で?笑)待つことの忍耐力は培われたわけです。


今はメールもあるので、嫌みのひとつも聞くことなく

一方的に送りつるけることもできるようになりました。


また、テレビにしても見たい番組はその時間に合わせて前に居なくても

録画予約をしておけば自分の好きな時間に見ることができます。


喉が乾けば、コンビニや自動販売機で24時間買うこともできます。


待つことも、合わすこともなく自分のペースだけでやり過ごすことが可能になったわけです。


便利になりました。


反面、思い通りにならないものに出会うと

すべを失います。


すぐにメールを返さなきゃと携帯電話を手離せなくなったり

打てども、打てども帰って来ないメールにこころが縛られます。


泣き続ける子どもに、言っても解らない子どもに

途方にくれます。


便利さの中で、身に付けそこなうもの

失うものもありますね。


『便利さの中で失うもの(2010-05-12)』
http://pro.mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/9447

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