介護施設・事業所における風通しのよい職場

山本勝之

山本勝之

テーマ:コミュニケーション

風通しのよい職場とは、新型感染症対策で、
空気がよどんでなく換気が行き届いている職場・・・ではありません。

職場の中で、何事も相談や意見が言い合える、
情報がオープンになっている状態が、風通しのよい職場と言えるでしょう。


反対に、気軽に相談や意見が言い合えない風通しの悪い職場の場合、
誰かが我慢をしながら仕事をすることになり、
不公平感や不満感を抱えて、職場で一緒に仕事をすることになります。

このような状態では、仕事をしていても、
働いている人は気持ちがよくないと思います。

また情報がオープンになっていない場合は、
事故の発生やサービスの低下につながることは、想像ができます。


風通しのよい職場を続けるために必要なことは、
どんなに当たり前で些細なことでも、
どんな立場の職員(常勤・パートなど関わらず)でも、
意見が言え、相談ができるような雰囲気を保つよう、
職場の一人ひとりが心掛けることです。

少しでも風通しが悪くなり、
様々な意見が言えなくなると、
たちまち職場の中がぎくしゃくします。


風通しが悪くなる前兆を感じ取り、
様々な意見が言い合える職場風土を保つ努力をしましょう。



~こちらの記事も、続けてご参考ください~
・介護職員へ継続的に伝えること


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山本勝之
専門家

山本勝之(社会保険労務士)

ゆい社会保険労務士事務所

介護の現場で要となる人材面を中心に、事業所に向けたあらゆるアドバイスに取り組んでいます。人材採用、教育、評価、職場環境の整備から、施設の開設、事業譲渡まで、サポートの範囲は多岐にわたっています。

山本勝之プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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